「よくもまぁ真面目に映画化したわ…その心意気だけは良しの★2」嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)
よくもまぁ真面目に映画化したわ…その心意気だけは良しの★2
嗚呼~♪麗しの~♪浪速ネェちゃんの~♪憧れ~♪憧れ~♪チョンワ!チョンワ!チョンワチョンワチョンワ!クェックェックェッ!
なんでやねん?アマプラで「あなたの興味のある作品」の中に、しれっとコレが紛れ込んでたんですよ。
確かに「あゝ確かあんな歌があったっけ」と思ってYouTubeで主題歌探して聴きましたよ!
たったそれだけのことですやん!てか、YouTubeの検索履歴とアマプラってリンクしてるの?
管理社会こわい!
まぁ、せっかくだし、久しぶりにバカ映画もいいな…と思って鑑賞スタートです(観るんかい!)
バカ映画のくせに「4回にわたり映画化された」とWikipedia情報があったんですね。4回も。『スーパーマン』『ダイ・ハード』『ジョーズ』シリーズと肩並べてますやん。
中身のお話ですよね。まぁ下品なこと下品なこと(笑)今日の目(冷静な目)で観たらギャグがスベってるスベってないのなんの。全然笑えないの。小学生なら笑うかも。そんな。そんなレベル。
白濁液まみれの河原崎長一郎さん、なにやってはりますのん…
こんな映画(失礼)母親と一緒に観る小学生なんかおらんと思うけど。
「なぁお母ちゃん、“みみずちゃん”って何なん?」
「なぁお母ちゃん、あの先生の頭に付いてる“白いのん”何なん?なぁ~て」みたいな惨劇が起きていなかったことを望みます。
そんなことがふと気になって。(C)日活の映画を調べてみたんですよ。“日活”って言えば中学生の頃のロマンポ〇ノ映画のイメージが強烈だったもので、今でもそれが尾を引いているんですよ。ところがぎっちょん、ざっと調てみただけで石原裕次郎・小林旭・浅丘ルリ子・宍戸錠等々(敬称略)名だたる大スターを輩出した会社じゃないですか。
本作の主演・本間進は残念ながらその流れに乗れませんでしたが。当然やろ。青田赤道を演じるには体躯がちょっと華奢ぎたかな?
観終えた時に「嗚呼…やっと終わった」って思ったのが正直な感想。1時間半も付き合った自分偉い。(私がたびたび言う“理想の尺”なのに)じゃあ何で観たのねんのねん!って話なんですが。
まぁ、最後に取ってつけたような涙の親子愛のストーリーはあったんですが。そしてライバルの応援団長の「押忍!(太鼓ドン!)押忍!(ドン!)押忍!押忍!押忍!」みたいなのが、唯一応援団のお話っぽかったんですが。見せ場ってこのふたつだけ。「みみずちゃん~♪」とか、河原崎長一郎さんのはカウントしちゃだめ。
本作のレビュー、感想だけで書き表すなら
「ギャグが、まぁ下品なこと下品なこと」
「観終えた時に嗚呼…やっと終わったと思いました」の二行だけなんですよね。
それだけじゃ寂しいから、尺をここまで引っぱりました。
ちなみに…印象顔文字はジョークです。
【余談】
ひとつ!素人娘に手を出さず!アルサロのねぇちゃんに専念すべし!
えっ、アルサロって「アルコールサロン」とばかり思ってたんですが。「アルバイトサロン」の略だったのですね。驚きだ。だったら素人娘と変わりありませんやん。