「海軍士官の過酷な青春」あゝ海軍 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
海軍士官の過酷な青春
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大映「あゝ」シリーズ第4作。
日本映画専門チャンネルで鑑賞。
青春モノの雰囲気が強いが、太平洋戦争の悲惨さも描かれていく。終戦までの10年間の中で、共に汗した仲間たちの命が失われていく様は、観ていてとても胸が苦しかった。
当然のことだが、主演の中村吉右衛門氏がお若い。「鬼平犯科帳」シリーズの長谷川平蔵役のイメージが強いため、同役とは全く異なる爽やかな好青年ぶりが印象的だった。
当初、主人公は市川雷蔵氏が演じる予定だったが病気のために叶わなかったそうである。もし、市川雷蔵氏が出演していたら、雰囲気がガラッと変わっていたのではないかと思う。
※修正(2025/08/05)
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