「共感度MAX、理想の家族愛。」40オトコの恋愛事情 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
共感度MAX、理想の家族愛。
個人的ベスト作品の一つです。
ベスト作品のレビューは避けてきたのですが、本作品についてのレビューが1件しか投稿されてないので、つい。。。
最初に見たのは、公開当時(2007年)、海外出張で利用した国際線の機内エンタメです。
『Dan in real life』が原題。
・繰り返し繰り返し何度も見た、
・ラストシーンで不覚にも泣いた、
・帰国後、すぐにサントラCD買った、
・日本での劇場公開をずっと待ち続けた(結局、劇場未公開?)
当時の私に、本作のなにが刺さったのか?
とにかく、ストーリー、キャスティング、演出、音楽(特にエンディング)すべてが好きです。
スティーブ・カレル演じる″バツイチダメおやじ″が、
ジュリエット・ビノシュ演じる″ちょっと謎めいた知的レディ″と、
田舎の書店で出会うことから話が動き出します。
この女性が、偶然にも弟のフィアンセだったからややこしい(笑)
・家族みんなでアメフトに興じるシーン
・かくし芸大会的なアットホームなパーティーのシーン
・二人きりでボーリングに夢中になっちゃうシーン
そして、
・とびきり最高な結婚披露パーティーのシーン
どのシーンもすべてが、というより、映画の最初から最後まで、徹頭徹尾、『家族愛』というテーマで貫かれています。理想的な家族像でしょうね。
そういう意味では、男はつらいよシリーズのようでもあります。寅さんは生涯独身ですが。。。
違った見方をすれば、「よくある映画」なんです。
普通じゃん、なんか見たことある展開だな、と
低評価する人がいても、まったく驚きません。
それでも、★5という私の評価も揺るぎません!
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