国道20号線のレビュー・感想・評価
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こんな生き方しかできないなんて
主人公はいい歳をして未だにシンナーにふけり、同棲相手とともにパチンコでその日暮らしをしている。
他人を利用している友人たちは、ほとんど騙しているようなものだが、主人公をいいように使っていく。
かくして二人は破滅の道をたどることに。
情けないなぁ。
ドキュンのドキュメンタリー
まぁね。破滅したのが本人達だけで良かったよ。
ただただグダグダな男女のヤンキー。画面は4:3。昭和のインディーズな出来。ところどころ繋がらないシーン。聞き取れないセリフ。聞き取れたところで大勢に影響なさそうなストーリー、多分。暗く荒れた画質。時々意味不明な描写。
そんな映画なんです。
田舎の国道に面したパチンコ屋、隣接するサラ金。ジャンク品なのかアウトレットなのか分からないゴルフクラブを売りさばくのが商売。シンナーに溺れてトリップ。
もうね。ヤンキーの成れの果てを見せられるのか、って話。ただ、コレがつまらなく無い、結構不思議な事に。
野放図に、怠惰に、アニマル生活する、完全なる負け組カップルの破滅を描いた物語は、誰に向けたメッセージなの?が謎なんだけど。
考えてみれば、「田舎の国道に面したパチンコ屋、隣接するサラ金」なんて、どこにでもある訳で。破滅予備軍は至る所に掃いて捨てるほど居るかも、ってのは、かなり真剣に怖い。
20号線の住人かわいそう
国道20号線には消費者金融とパチスロとドンキホーテしかなくてその周りで若者は1ミリも勉強することなくシンナー吸ったりゴルフクラブを売りつけたりする地獄をさまよっているかのような映画だった。あまりに希望がなくて逆にすがすがしい気分になるほどだった。
登場人物がとても面白くて特に消費者金融の社長?みたいなデブのおじさんがタイ人の女に「わかるよわかる!でもロシアやなんかは時給500円だで」というのが面白くて真似して遊んだ。
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