劇場公開日 2007年11月3日

「緊迫感はあった」犯人に告ぐ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5緊迫感はあった

2015年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 いつも抑えた緊張した低い声でみんなが喋ったり、腹黒く陰謀ばかり巡らせたりで、暗くて緊迫感のある重々しい雰囲気を作るわざとらしさが最初から最後まで続く。普通はこういう不自然なのは好きじゃないのだが、今回はこの途切れない緊迫感が全体の迫力を作り出していて悪くなかった。最初の誘拐事件の捜査に妻の出産の危険が重なって、心にのしかかってくる重圧と緊張がしっかり伝わってきたし、事件後に主人公の背負った心の重荷も理解できた。

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Cape God