マリア(2006)のレビュー・感想・評価
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現代の女神。
特に信心深いわけではないんですが(汗)
あの「クジラの島の少女」のK・C‐ヒューズの
マリアを観てみたかったもので…^^;
なんでも実際に17歳で母親になったという彼女。
父親は19歳ですって。うわ、マリアを地でいってる!?
たださすがに演技力はぴか一です。
若くして、よく知らない男の元へ嫁ぐことになる彼女。
ある日、森でいきなり「受胎告知」を受けます。
ホントにいきなり!です。天使はイケメンだったなぁ^m^
まぁその前に。。S・アグダシュルーも妊娠するんで(汗)
新旧入り乱れて、冒頭からすごい展開なんですけどね^^;
(しかし、長々と難しい名前が多いなぁ、この作品)
キリスト誕生までの話なので、彼が誕生して終わります。
物語は、そこまでの旅路が延々と続くのです。
先ほどのよく知らない婚約者・ヨセフとの困難を越える旅。
でもこのヨセフあってこそ、マリアは出産をむかえられた…
観終えてから本当にそう思いましたね。
手すら握ったことない妻が、突然懐妊しちゃうんですから!
その驚きと落胆と怒り…は神など超えていたと思われます。
でも、彼自身も「お告げ」を夢見たことで、これは真実だ!
ということに納得をし、そこからは夫唱婦随の二人三脚。。。
この愛あってこその出産だったのだ、と分かります。
う~ん…。
ただこれが、映画としてどうなのか。時代背景も忠実らしく、
登場人物も確かに素晴らしいのですが、何しろ「神」です。
ヨセフの気持ちになれるかどうか、共感ラインの境界線が
こういう作品にはつきものなんじゃないかな。
彼らの演技はとても瑞々しいですが、神々しくはないため^^;
サラッと観られるように作られているな~と感じました。
(クジラの次はキリスト。彼女は現代の女神かもしれない^^;)
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