クローズZEROのレビュー・感想・評価
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世界観良かった
原作の雰囲気はよく出てたし、特に主役の2人はリーダーとしてのカリスマ性があって、原作に登場しても違和感ない程でした。あと、やべきょうすけさんのチンピラはまぁ鉄板ですね(笑)
ストーリーはベタでセリフも臭いですが、寒さを感じないのは役者さんが上手いのと熱があるからですかね。(原作もそうですしね)
後は、曲が原作の世界観の1部を担っていてとても良かったです。
不満な点としては、黒木メイサさんの役と難病エピソードは要らなかったです。
(恋愛的な要素と泣かせる要素は必須だったんですかね。。)
それと、喧嘩のシーンが結構な割合占めていますが、また見たくなるような映像がなかったのが残念でした。
跳べ、カラスたち!
高橋ヒロシの人気コミックを基にオリジナルストーリーで、鈴蘭制覇を狙う不良たちの抗争を描いた青春アクション。
学生時代、「桐島、部活やめるってよ」で言うと神木くんの位置に居た自分にとって、こういう世界はSFと等しい別世界。
あんな不良だらけの高校とか喧嘩に明け暮れる日々とか全く馴染めないが、何か今回久し振りに見たら結構面白く見れた。
ヤンキー版「仁義なき戦い」とでも言うべき派閥争い。
クライマックスの雨の中の抗争シーンは、さながらヤンキー版「七人の侍」。
日本映画史に残るこれら偉大な名作を例に挙げるのはお門違いかもしれないが、こういう構図はいつだって男心を鷲掴みする。
今回久し振りに見て良かったのが、男たちの生きざまや友情。
夢を追う者。
共にその夢に懸ける者。
夢に付いていく者。
立ちはだかる者。
ヤンキーたちのただの喧嘩映画ぐらいにしか印象に残っていなかったが、何だ何だ、意外とグッとさせるじゃないか!
本作はまた、監督とキャスティングの勝利とも言えよう。
監督に三池崇史を起用した時点で大正解。
この血沸き肉踊り、熱気溢れる世界観は三池にうってつけ。コミック実写も多い三池だが、同じコミック実写化でもやはりこういう作品の演出はまるで水を得た魚のよう。
当時、“イケメンがいっぱいのパラダイス”でイケメン代表格だった小栗旬だが、イケメン役よりこういう男臭い役の方が似合う。10年経った今でも小栗の代表作だろう。
最強の山田孝之、女に弱いが良き仲間となる高橋努、クールビューティーな魅力がこの世界観にぴったりの黒木メイサ他キャラが立っているキャストの中、何と言っても、
やべきょうすけ!
ヤクザの兄貴分なのに子分のパシりに。
粋がっているけど、実際は見かけ倒し。
コメディリリーフである一方、いい歳してまだチンピラ風情でうだつが上がらないが、最後に見せた男気、かつて自分が出来なかった夢と自分の全てを主人公に託し、哀愁人一倍。
助演男優賞級。
それにしても、この映画がもう10年前だとは…!
カラスたちも皆若かった。
カッコよかった
原作を読んでいる人はがっかりって言ってた人が多かったけど、 私は読...
人気シリーズ1作目。 1作目でコケる事はないですよね。だから続編が...
原作未読ですが
正直いろいろダサいしクサイ台詞も満載だけど、そのくすぐったさが良い。とにかく若手俳優達の勢いというか熱を感じた作品でした。小栗旬、山田孝之の演技が渋いし、高岡蒼甫もクールで良い味を出してました。特に山田さんは雰囲気を作るのが本当に上手い、コミカルな演技も違和感なく役の一部にしてしまうところは流石だと思います。あと何と言ってもやべきょうすけさん扮するチンピラの存在が良かった。最後の防弾ジャケットのシーンが無けりゃ下手すればクソ映画になるところだったかも。ツッコミどころは沢山あったし、展開もよくある感じで先まで読めてしまいましたが、最終的にはなんだか上手い具合にまとまってたため見てて苦にはなりませんでした。なんだかんだみんないい奴なんですよね(笑)こういうの、嫌いじゃないです。
マンガ読みたくなった
ヤンキー系の映画は苦手だけどクローズは面白い!!!!!
『目一杯まっすぐ生きる、お前らには、何の混じりっ気もねぇ。』
よかった。頂点に立つ人間の生き様、死に様がありありと伝わった。生きることの大切さ、不屈の精神、下克上の精神、カリスマ性、愚直、男にとって人間にとって動物にとって必要な感情がいっぱい詰まった素晴らしい作品だった。
不良カラス達のバラード
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