劇場公開日 2008年2月16日

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エリザベス ゴールデン・エイジのレビュー・感想・評価

全29件中、1~20件目を表示

3.0「エリザベス」の続編。黄金時代へと続くスペイン無敵艦隊との戦いや女...

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

「エリザベス」の続編。黄金時代へと続くスペイン無敵艦隊との戦いや女王の恋が描かれている。
年月を経て、ケイト・ブランシェットのエリザベス一世としての貫禄が増している。
女王でもやはり人間、女王として女性としての孤独、寂しさ、恋、嫉妬、憤り、恐れ...
それでも女王として強い意志を持って決断する。
生涯結婚をせず、子供を持たず、民の母であるエリザベスが侍女の子供を抱くシーンは実に切なかった。

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よっしー

3.0ゴージャスな歴史絵巻

2022年4月1日
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鑑賞方法:VOD

相変わらず衣裳とヘアメイクが凄い。ケイト・ブランシェットによく似合って、歴史の教科書に出てくる肖像画にそっくりだった。
エリザベス一世が、敬愛される処女王になるまでの史実の叙述に重きが置かれていて、ドラマチック度では前作のほうが優っていたかも。
戦場の前線に白馬に乗って現れ兵士達を鼓舞するシーンは、惚れてしまいそうなwカッコよさだった。

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SpicaM

4.0素晴らしい衣装

2022年2月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

政敵をことごとく排除し、従姉妹のメアリー・スチュアートを処刑台に送る。
長年のライバル、スペインが無敵艦隊を率いて襲いかかる。
アカデミー賞を受けた衣装は一見の価値あり。
エリザベスには子供が居なかったので、今の英国はメアリーの末裔だ。

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いやよセブン

4.0前作よりグッと強さを増した

2021年2月28日
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人であって人でない。
女であって女であることを許されない。
それが女王なんだろうね。

女王であるために犠牲にしなければいけなかったものの多さに、必死に踏ん張るその姿に、ちょっとグッときてしまったよ。

そして、建物とか衣装が、単純に歴史ものとして面白かった。

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UNEmi

5.0葛藤抱えた女王の黄金時代の幕開け

2020年10月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

前作エリザベスより、女王の苦悩や恐れ、葛藤が描かれつつ、豪華絢爛な世界や無敵艦隊との戦いなど、スケールが格段に大きくなっていて、後半はもう終始鳥肌が止まらん。女王たる威厳と迫力が圧倒的すぎて、この役はケイトブランシェットしかできないと思わされる。これはまじで本当にすごい…

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たね

3.5若きエリザベスがイングランド女王に即位するまでを描いた「エリザベス...

2019年9月17日
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鑑賞方法:映画館

若きエリザベスがイングランド女王に即位するまでを描いた「エリザベス」の続編となる歴史スペクタクル。

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てかる

4.0クイーンたる美しさに魅力される

2018年11月20日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:3.9
ケイト・ブランシェットの神々しさを最も感じられる作品。
前作から約8年後にでた2作目。
前作からさらに気品や貫禄が増し、エリザベス1世を演じるに足る女優だと感じる。他の女優ではこの女王の内なる気品や気丈さは表現できなかったろう。
歴史映画としても楽しめるが、ケイト・ブランシェットの透明感ある美しさを最も表現できている映画だ。

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カメ

3.0わたしの名前はエリザベスよ!と言ったのは山田花子

2018年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 16世紀のイギリス史はややこしい。なにしろメアリー女王が他にもいるからなのです。この映画に登場するのはスコットランド女王メアリー(サマンサ・モートン)であって、エリザベス1世のの先王ではない。プロテスタントの指導者を次々と処刑した性格は“血まみれのメアリー”とも呼ばれ、カクテルのブラッディ・マリーの語源ともなったほど。

 そしてこの時期の歴史は宗教上の対立なくして語れない。イギリスにおいては、エリザベスの父であるヘンリー8世の離婚問題を機に、法王から独立してイギリス国教会を作ったのが最初であり、ルター派やカルビン派のような庶民に受け入れられる新派ではなく絶対王政を確立するためのキリスト教だった(エリザベス時代にカルビン派の儀式を取り入れたようです)。トマス・モアの処刑にまで発展した王の離婚。そして新しく迎え入れられた王妃こそエリザベスの母親アン・ブーリンだったのだ。この辺りは映画『わが命つきるとも』を観るとよくわかる。

 とにかく国内にも国外にも敵が多いイングランド。しかし絶対王政を築きあげるためには「イギリスと結婚する」と宣言して、ヴァージン・クイーンを名乗らなければならなかった。求婚相手にも動ぜぬ態度をみせつつも、家臣の頭をポカンと殴ったりするところに、彼女の焦りさえ見えるところが面白い。格調高く、威厳を保つ姿。そして華やかな衣装や腹にまで響くような演説をするケイト・ブランシェットは魅力的に映るのですが、ヴァージン・クイーンは嘘だろ・・・などと、前作でジョセフ・ファインズが演じたロバード・ダドリーを思い出す。

 全体的にエリザベス1世が美化されすぎてるような気もするけど、常に暗殺の危険に晒されてるところには感情移入してしまう。ウォルター・ローリー(クライヴ・オーウェン)に惹かれたのも、殺伐とした宮廷で彼ならば守ってくれるんじゃないかと本能的に感じ取っていたのだろうか。ネットで調べてみると、このローリーは探検家として有名な実在の人物ですが、スペイン無敵艦隊で活躍したわけじゃないし、海賊としてスペイン船から略奪を繰り返していたのもドレークという人物。ややこしくなりすぎるので、一緒にしてしまったかもしれません。

 期待していた無敵艦隊との壮大な海戦スペクタクルはいつのまにか終わっていたました。実はエリザベスが魔女で、嵐を呼び寄せたのか?などと想像する暇もなく、エピローグでおしまい。もしかするとトマスによる暗殺シーンが最もスリリングだったのかも・・・

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kossy

2.5む、、、

2018年9月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

難しい…私がバカなのでしょうか…説明が足りないと言うか、全然、誰が誰なのかわからなくて…
暗殺や拷問シーンがなんでそうなったのか物語だけではわからない…学生でちょうど昨日授業で習ったのであらすじは分かりますが、これだけ観てもわからないと思います。事前知識は必須。私はこの作品だけ人に借りたので観てないのですが前作もたぶん先に観た方がいいと思います。
ケイト様がお美しいのが救いというか(ケイト様が出てるから観たのだけれど)、ケイト様だからなんとか最後まで見れました。

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星道

0.5冗長な上に説明不足で意味不明

エリザベスというイギリス王女のはなしです。 処女王と呼ばれた中年女性のおばさんが活躍します。

非常に退屈でした。 前半は結婚、 後半は裏切りと戦争、 などのはなしでした。 冗長な上に説明不足で意味不明でした。 後半の戦争のみ、 多少の見ごたえがありましたが、 それも平凡な範囲に留まりました。 もう少しテンポの良いこうせいにして、 人物や世界情勢などの解説を入れなければ、 誰も理解できません。

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4.5ブランシェットを見る映画

2017年8月15日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

イギリスって激しい!モンティ・パイソンやビートルズが居て、とても上手くて素晴らしい役者が多くて、嵐が丘、レベッカなど、キリリとしたエッジの効いた女性作家が沢山いる国。ついでに大好きなケイト・ブッシュがいる国。

それとこの映画は関係ないと言われればそうかも知れません。でも、大変な役割を女が担う(担わざるを得ない)国の面白さをブランシェットは素晴らしく演じていたと思いました。男性社会で女王、あり得るんだ、変、おもしろい。とにかく、イギリスだけでなく、ヨーロッパのその他の国のことも知りたくなる映画でした。

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talisman

5.0イングランドの歴史ここにあり

2017年2月9日
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女性としての戸惑い、喜び、悲しさ、嫉妬、王としての誇り、強さ、恐怖、迷い、すべてここにある。二時間のなかによくこれだけぎっしり詰めて、息苦しさを感じさせない流れが作れるものだ。
わずかな表情のなかに、微妙な変化があらわれて、ケイトブランシェットはこの役で輝いている。何度見ても感情が揺さぶられる。こういう正統派の歴史映画を日本の歴史でもつくってほしい。

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マッターホルン

4.0国家元首と一人の女という立場の描き方のバランスがうまい

2013年3月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 80
音楽: 75

 女王は国に責任があると同時に一人の人間でもある。国家の命運を描けば女王としての人間性に日が当たらず、ただの政治・歴史の映画になる。一人の人間として描けば、女王としての立場・義務が無視されてただの人の人生の話になり作品が安っぽくなる。政治的対立・宗教的対立・国際政治・政略結婚・軍事行動・陰謀といったものから、個人的親愛・恋愛・裏切りと心の傷といったものまで、この作品では両方の立場がバランスよく描かれていたと感じた。

 衣装・建物といったものの本物感はかなりのもの。撮影はこだわりが感じられる。映画なのだから当然のことながら動画なのであるが、油絵絵画の紙芝居を見ているようにも思えるようなちょっと重々しい雰囲気やちょっとした芸術性が全体として画面にある。それに合わせ背後で奏でられる音楽は、その画面の雰囲気をでしゃばりすぎないようにうまく盛り上げており、作曲者のバランス感覚に優れているセンスが感じられる。

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Cape God

2.5スケール感が物足りない

2010年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ケイト・ブランシェットら主演陣の演技はさすがに巧い。また、エリザベスの衣裳やカツラの豪華さには目を奪われる。
ただ、侍女ベスと知的な海賊ローリーを交えた三角関係や、女王暗殺を企む幽閉中のスコットランド王女メアリーなど話を膨らませすぎたせいか、女王がなぜ身も心も国に捧げていったのか、彼女の外交戦略も含めていまひとつ見えてこない。
また、この作品を歴史スペクタルとするなら、最後の見せ場であるスペインの無敵艦隊との海戦シーンは迫力がなさすぎる。
さらにスペイン軍の上陸に備えた兵士たちに向かってエリザベスが馬上からゲキを飛ばすシーンがあるが、ここでも兵士たちの隊列にまったく奥行きがなくショボい。ただ、馬のタテガミの美しさだけに見入るばかりで、なるほど、この作品の取り得は“美”だけか?と思ってしまう。
画面サイズもシネスコではなくビスタでスケール感が物足りない。

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マスター@だんだん

1.5前作に比べたら遥かに劣る

2008年8月17日

悲しい

怖い

イギリスの歴史をちょこっとでもかじったことのある人なら、この映画で描かれている時代があってこそ現代の世界があるというのがよ~く解ります。いわゆるスペインの無敵艦隊を破って、イギリスは海上の支配権を手に入れ、やがて世界の3分の1を支配することになるのですから。それがモノの流通につながり、まわりまわって日本にも及ぶわけです。

そんな重要な時代の伏線になる戦いを描くならもっときっちりと丁寧に大河ドラマばりのスケールでやってほしかったというのが本音。ストーリーは粗く、演出は脚色しすぎ。しかもエリザベス女王の人格造詣は妙にヒューマニスティックすぎる。あんなもろい人格から一転、スペインとの戦いの指揮をあたかもすべてとった風に演出されても、説得力なし。全体的にチープな中で、一級品のケイト・ブランシェットの演技はただ浮いているだけです。

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あんゆ~る

2.5女エリザベス

2008年8月8日

 偉大なる黄金時代の女王になってるかと思いきや、描かれるのは未だに空閨に煩悶する「女」エリザベス。どろどろとした情念で迷走する話は辛気くさいが、捨て難い味があるのも事実。ケイトが上手いからでしょう。反面相手役のC.オーウェンは退屈な芝居。出番は少ないがフェリペ二世役のジョルディ・モリャが憎々しく上手い。見直した。

 しかし、クライマックスの盛り下がりはどうにかならなかったのか。海戦はしょぼく、オーウェンはトロいし嘘臭い活躍ぶり、有名な女王の甲冑演説シーンは従う兵が少なすぎ!(『ブレイブハート』程度の人は集めろよ)

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The Dude

3.0背景を理解していれば・・・

2008年7月27日

歴史的な背景をしっかり理解していればもう少し面白く見れたのかも。
ケイト・ブランシェットの映画やね、完全に。

結末とか忘れてもうてるし。

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とーま

3.0キャリア女性への讃歌☆

2008年3月26日

知的

難しい

ルネサンス期の黄金期を創ったエリザベスの姿を一人の女性として描いた作品でした。ヴァージンクイーンとして結婚もせず、出産もせず、でも人民の母になる、という大義のために身を投じる姿が終始一貫して描かれていました。

そのため、ストーリー性には欠けていて前編の18歳から25歳くらいを描いたエリザベスとの連続性は10年間くらい空いていて、エリザベスの35歳から40歳くらいを描いています。スコットランド女王メアリは既に幽閉されていて、彼女とのバトルもなく、忠臣ウォルシンガムも老年にさしかかり、死にかけています。そんな中でも前作より遥かに成長して、女王としてキャリアを積んで困難にも一人で立ち向かえるエリザベスの姿は賞賛に値するものでした。

とくにアルマダの海戦で迫りくるスペイン艦隊を前に小国の女王として兵を鼓舞する姿は自分はイングランドと共に生き、イングランドのために終始尽くす、という彼女の皆へのメッセージでもあり、一国の君主として理想の姿でした。

・・・でも海戦の見せ場はなく、スコットランドのメアリも自分をあまり主張せず、、、華やかな見せ場がなく、場面は急速に展開。。。

最後のオチが結婚も子供もいないけど人民の母になります、私。
というものだったのでエリザベス個人の人生を描いたものなんだと自分を納得させて帰りました。

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miho

5.0ローマの休日

2008年3月21日

悲しい

楽しい

知的

好奇心のある一人の女性、しかし立場をけっして忘れないそして個人としてはせつないものもある。身分の違う体験をしてこれからの人生に役立てていけるものをしっかり掴んだような感じを受ける。

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山紫水明