「真面目な兄とヤクザな弟」アンダーカヴァー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
真面目な兄とヤクザな弟
潜入捜査物のカテゴリーで観たのだけど、潜入捜査物ではなかった。
警察の兄とヤクザな弟の兄弟物で、潜入のどんどん肩入れして、いつかは売らなきゃいけない相手に親しみを覚える…みたいなカタルシスを期待してると案外シンプルで拍子抜けしてしまった。
だけど兄弟物としては、性格の違う2人が歪みあってても、ここぞと言う時には互いのために力を尽くす様や、兄が弟に想いを伝えるところなどグッと来る所はあり、
兄のためにスパイになるシーンや親父が襲撃されるところなど見所もたくさんあった。
ただ、思ってた通りに物語が進むストーリーのシンプルさは残念だった。
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