「惜しい」ライラの冒険 黄金の羅針盤 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい
ダニエル・グレイグやニコール・キッドマンも出演していて、ライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズもキュートでよかったし、スケールの大きなファンタジー映画という雰囲気が楽しめた反面、背景や人間関係、細部がよく理解できないまま話がぐいぐい進んで、一気にエンディングという感じでした(汗;)。物語は完結せずに終わってしまいましたが、続編も打ち切られてしまったようですね。壮大なストーリーに対して尺が足りなかったという面もあったかもしれませんが、脚本、演出によっては違っていたかも、という気もしないではありません。制作陣もきっと残念無念だったでしょうね(涙)。惜しいといえば、同じくダニエル・グレイグが出ていた「ドラゴン・タトゥーの女」(11)も数奇な運命を辿りました。デヴィッド・フィンチャー監督ならではの独特のヒリヒリ感にのめりこんで、シリーズ化を大いに期待していましたが…。
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