「素朴で自然、曲の数々が心に沁みた」ONCE ダブリンの街角で かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
素朴で自然、曲の数々が心に沁みた
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ドキュメンタリーではないけれど、登場人物が素朴で自然で味わいがあります。
ダブリンの街角の描写も雰囲気がありいい感じ。
アイルランド出身のグレン・ハンサードの話す言葉が、ダブリンの街っ子らしく自然に感じた。
しかめっ面の銀行の融資責任者、めっちゃ歌と演奏上手いやん!
理解ある人で良かった。
理解があるのか無いのか分からないパパが、デモテープ聞いて絶賛、息子の夢を応援するところ、父の愛がしみしみ刺さりました。
二人がうれしそうだと私もうれしくなり、応援したくなった。
グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロバのふたりの、映画のキモである音楽シーンがどれも大変力強く心に響いて聞き入ってしまい、音楽ができるって、本当に素晴らしいことで、うらやましい。
恋愛感情あってもそれ以上にせず一線を越えず、友情を持ったまま、二人がそれぞれの道を歩むことにするのがとても良かった。
日本最後の公開とのことで、映画館で観られて本当に良かった。
心洗われました。
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