「音楽を通じて出会う男女 歌は身近な生活の中に息づくみんなのもの」ONCE ダブリンの街角で ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽を通じて出会う男女 歌は身近な生活の中に息づくみんなのもの
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ダブリンの街角で出会ったストリートミュージシャンの男とピアノを弾く女。
やがて孤独だった二人は、音楽を通じて心を通わせていく。
二人だけではなく、その親戚たちはまた皆が集まった席では歌い、食事とともに日常の中で音楽を楽しむ。
音楽は、有名ミュージシャンのためのものではなく、もっと身近な存在であることが描かれる。
そして男はデモ音源をスタジオで収録するために、同じストリートミュージシャンを集める。
演奏のために集まった人々が、共に演奏し、また分かれていく。
男女二人もそれぞれ問題を抱えながら、引かれながらも結ばれず、それぞれの人生をいきる。
楽しくもあり、少しほろ苦くもあり、人と音楽の関りの根っこの部分を見つめ直す作品でした。
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