「意欲は買うが粗悪品なのは隠しようがない」D-WARS ディー・ウォーズ ダース平太さんの映画レビュー(感想・評価)
意欲は買うが粗悪品なのは隠しようがない
珍作「怪獣大決戦ヤンガリー」のシム・ヒョンレ監督が、映画の都ハリウッドに乗り込んで撮ったパニック・アクション。シュワちゃんに手紙を送ってまでして撮影許可を得たというロスの市街を舞台にしたアクション・シーンは、確かに見所ありだけど、いかんせんストーリーの粗が目立ちすぎる。あまりに破綻したストーリーなので、観客が物語の中に一切入っていけないのだ。
そういう意味で、意欲は買うが粗悪品なのは隠しようがない1本だ。
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