劇場公開日 2007年9月29日

エディット・ピアフ 愛の讃歌のレビュー・感想・評価

全30件中、21~30件目を表示

3.0感動。でも、ストーリーが分かりにくい

2008年5月29日

泣ける

面白かったです。

楽しめました。

ストーリーが全体として分かりにくいような気がします。
新宿で人と観ました。

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ayucat

5.0ぜひ大会に!

2007年11月30日

泣ける

笑える

萌える

エディット・ピアフさんもマレーネ・デートリッヒさんも似すぎ~。
ものまね芸人大会か!?という意味で笑えました。
よくあそこまで作ったなあって。
エディットの話し声は、役者さんの地声でしょうか?
なかなかあんな地声の人はいませんが、作ったとしたならすごすぎます。
マレーネさんは、登場しただけで「ああっ」って誰かわかりました。
私の場合は本人の実物のVを過去に見ていたので、そいいう感動もひとしおなのですが、実物を知らない人は、そういう点でつまらないかも。
あらかじめレコードのジャケットやVを観ることをお勧めします。

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はいちゃん

2.5時系列がバラバラなのが裏目に

2007年11月25日

悲しい

シマウマとライオンが抱き合ってるパチンコのCMの曲が、実はあんなに壮絶な人生を送った人の歌だったなんて!

そんなピアフを熱演したマリオン・コティヤールは、言うまでもなく素晴らしい。どうやったらあんなに老けられるのかっていうぐらい、晩年の老女のような姿にはショックを受けた。

勿体なかったのはバラバラの時系列。場面が変わる度に、「今のシーンはピアフの顔がシワシワだから晩年か」「こっちのシーンはまだ20代ぐらいか」といちいち登場人物を見て判断しないと話を追っていけないので、見ていて面倒だし感動も半減した。

どうやら監督はあえてそういう描き方をしたらしいけど、絶対裏目に出たと思う。役者が素晴らしかっただけに残念だなぁ。

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うんまるぺー

2.5衝撃

2007年11月21日

泣ける

悲しい

難しい

壮絶な人生を語った作品。

彼女の歌声に心打たれました。
壮絶な人生の中でも彼女の幸せや価値観歌を突き詰めるプロ根性に感動しました。

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cali

4.5愛と歌で駆け抜けた生涯。

2007年11月2日

悲しい

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AKIRA

2.550点

2007年10月9日

泣ける

主人公の演技はプロフェッショナルで完全に本人のようでした。
モデルが実在する人物で比較対象できるだけに彼女の演技力の高さが見受けられました。

唯、個人の演技力がずば抜けているのに、演出や編集が付いてこない感じがしました。
ステレオタイプでまとめる「フランス人」が作った映画でしたと言うのが率直な意見です。監督の自己主張が目立った気がします。

観る前にエディットピアフや映画の見所、このサイトのレビュー等を勉強・参考したので、まだ感情移入できる点がありましたが、何も知らないで観た彼女や見終わった後の観客の言葉をダンボにして聞くと「訳わかんなかったね」と言った言葉を多く聞きました。

非常に期待していただけに、そこ至る映画ではなかったのが残念です。
観客の期待に応えてこそ映画だと思うのは僕だけですかね。

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lid

4.0ラ・マルセイエーズに心酔。

2007年10月2日

ずっしりお腹に重いステーキのような映画。
波乱万丈すぎて涙も出ないくらいすごい人生。その人生をなぞる手法は見事なのだが、喜びや悲しみの感情とともに晩年に飛んだり全盛期に飛んだりとあっちこっち忙しい映像に疲れてしまった。
でも、1つだけ心に残るシーンがあった。10歳のピアフが最初に道端で父親に何かやれと言われて、フランス国歌を歌うシーン。女の子の声の美しさに、一瞬何もかも忘れました。あのシーンだけもう一度観たい。

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アナグマ社

3.0ひたすら重く胸に迫るピアフの不幸人生

2007年10月1日

歌わなければ私じゃない。ピアフの悲痛な叫びが観客の心に重くのしかかる。晩年のインタビューでひたすら「愛しなさい」と訴えたピアフは、歌を愛することが出来たのか。映画から伝わってくるのは、自己表現としての“歌”にとり憑かれた哀れな姿のみ。歌を愛せなかったゆえに訪れた不幸だったのか、愛し、求めすぎたゆえの悲劇だったのか。いずれにせよ、重すぎる悲劇の連続に最後はゲンナリ。マリオン・コティヤールの熱演には素直に拍手。

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josh lemon lyman

3.0意外と重い

2007年10月1日

悲しい

難しい

エディット・ピアフの生涯や人となりについては全く知らなかったので、こんなに波乱万丈でかつ本人もエキセントリックな人だとは驚きでもあり。

マリオン・コティヤールの熱演には圧倒されましたが、全体的に暗く重たい2時間半は少々疲れたかもしれません。あからさまに悲劇的に演出してお涙頂戴…というふうになっているわけではないですけど、それにしてもピアフの人生は本当にこんなに暗く重いことばかりだったの?という印象も。もっときらびやかで華やかなところもあったのではと想像していたので、そういう意味で少し面食らったかもしれません。

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α

3.0ピアフの人生の切り取り方はこれで?

2007年9月28日

泣ける

 マリア・カラス、ビリー・ホリディ、美空ひばり。ジャンルは違えど歌姫の波瀾の生涯は“白鳥の歌(遺作)”とともに記憶に残る。シャンソン歌手ピアフの栄光と挫折を丹念につむいだオリヴィエ・アダンの演出は冷徹なまでに彼女の“美醜”を露わにする。主演のマリオン・コティアールの化けっぷりに驚嘆だ。日本が誇る永田鉄男のカメラに注目。 最愛の男を失った悲しみを込めて歌う「愛の讃歌」や、自分の過去を後悔していないと歌う“白鳥の歌”「水に流して」の歌詞が胸に沁みる(ひばりの「川の流れのように」のように!)。

 だが、ピアフの人生を描く時、はたしてこれでいいのか? という疑問が湧く。晩年のピアフはまるで「道」のジュリエッタ・マシーナのような道化顔(ピエロ)だ。醜すぎるのだ。脚本の構成上、“影”の部分にばかり目を向けて、2時間20分は長すぎる。陰々滅々とした話にしか感じられない。“ハレ(光)”の部分が少ないのが原因だろう。「私の回転木馬」のような快調なシャンソンをもっと入れて、全盛期を輝かせるべきではなかったか。ピアフの人生ならば、3時間でも短いぐらいだもの。

 マーティン・スコセッシ監督だって伝記映画を描くのに、成功と失敗はある。ジェイク・ラモッタを描いた『レイジング・ブル』ではボクサー時代と晩年だけに絞って中間をすっ飛ばした。ハワード・ヒューズを描いた『アビエイター』では少年期と後半生を削った。
 この映画はとてつもなく素晴らしい題材(ピアフ)だが、“光”が弱く“影”が際立ってこないのが、とても惜しい。

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佐藤睦雄