劇場公開日 2007年9月29日

「50点」エディット・ピアフ 愛の讃歌 lidさんの映画レビュー(感想・評価)

2.550点

2007年10月9日

泣ける

主人公の演技はプロフェッショナルで完全に本人のようでした。
モデルが実在する人物で比較対象できるだけに彼女の演技力の高さが見受けられました。

唯、個人の演技力がずば抜けているのに、演出や編集が付いてこない感じがしました。
ステレオタイプでまとめる「フランス人」が作った映画でしたと言うのが率直な意見です。監督の自己主張が目立った気がします。

観る前にエディットピアフや映画の見所、このサイトのレビュー等を勉強・参考したので、まだ感情移入できる点がありましたが、何も知らないで観た彼女や見終わった後の観客の言葉をダンボにして聞くと「訳わかんなかったね」と言った言葉を多く聞きました。

非常に期待していただけに、そこ至る映画ではなかったのが残念です。
観客の期待に応えてこそ映画だと思うのは僕だけですかね。

lid