劇場公開日 2007年10月6日

「お医者さんごっこだぜ!(I play doctor)」ローグ アサシン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0お医者さんごっこだぜ!(I play doctor)

2021年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 相棒を殺されたサンフランシスコのFBI捜査官と、チャイニーズ・マフィアと日系ヤクザの抗争。そこへ殺し屋ローグが絡んでくるシッチャカメッチャカなクライム・アクション。英語、日本語、中国語が入り乱れて、字幕だってサブリミナル的なのです。あれっ、字幕が出てこないと思ったら、片言の日本語を喋るジェイソン・ステイサムがいたりするのです。彼の日本語が聞き取れない場合は英語の字幕を読むことにしましょう・・・

 香港B級アクションを手本にしたのでしょうか。チタンの薬莢を落としていく伝説の殺し屋ローグをメインとした本格的アクションと思わせておいて、実はツッコミどころ満載の笑えるアクション。ニヒルで渋い演出のジェット・リーに比べて、ちょっと間の抜けたところのあるステイサムはアドレナリンを出しすぎたのかもしれません。ヤクザの事務所も面白すぎです。掛け軸にはわけのわからない格言みたいな日本語が書かれているのですが、“下手の横好き”にはどこで笑えばいいのか困ってしまいました。

 フィリップ・G・アトウェルという監督は知りませんけど、『キル・ビル』を意識していたのか?そう思わせる面白い部分がいっぱいありました。そんなB級作品に出演する石橋凌やケイン・コスギ。ケインなんて石橋凌に耳を斬りおとされてるのに元気いっぱいで頼もしい。さすがは筋肉番付で鍛えていただけあります。ちょっと残念だったのは、ヤクザ石橋凌の娘役のデヴォン青木が吹替えになってたこと。「ヤクザの娘なら日本語喋れ!」と言いたいところだけど、口の動きは日本語でした。役名がキラというのもいいですね・・・

 ローグの正体は誰なんだっ!と、愛嬌たっぷりに写メまで撮ってしまうステイサム。なにしろ相手は整形を繰り返して顔を変えていくのですから困ったものです。ヤクザに雇われ、ヤクザを裏切り、対立する構図を引っ掻き回す謎の殺し屋。悪い奴らが勝手にどんどん死んでいくのだから高みの見物といきたいのだけど、正体が気になってしょうがない。自分が狙われないところも不思議だ・・・と、最後に対峙した2人は・・・おっと、これは骨だったぜ。

【2007年10月映画館にて】

kossy
かいりさんのコメント
2021年9月9日

ステイサムの日本語を英語の字幕で理解するという(笑)
さすがのステイサムもなんでこんな映画に出たんだと言ったとか言ったとか、、、。

かいり