劇場公開日 2007年9月1日

「ばらまかれる伏線」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ばらまかれる伏線

2023年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

難しい

 セカンドインパクトから15年、第三東京市に使徒が襲来。14歳の碇シンジは、父であるネルフの碇ゲンドウ指令に呼び出され、エヴァンゲリオン初号機に搭乗し使徒と戦えと命令される。拒むシンジだが、重傷の綾波レイの姿を見て乗り込み、使徒を撃退する。シンジは悩みながらも、ネルフとともに使徒との闘いに挑んでいく。
 映像が刷新されデザインも変更されているものの、おおむね旧世紀のシリーズに沿った内容。そういえば、前世紀に制作された今世紀の物語なので、携帯電話が出てきません。伏線をばらまく謎の単語の続出に、観る人は否が応でも引き込まれます。
 初号機への搭乗を嫌がるシンジの気持ちは十分わかります。一方、勝手に乗っちゃうアムロって。

sironabe