劇場公開日 2007年9月1日

「生理的に無理でした」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 🎍ふたこ🎍さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0生理的に無理でした

2021年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

好きな人は注意してください。
周囲の人たちが絶賛しているので見に行っったのですが、この作品の感想は「気持ち悪い」です。これを絶賛するの?これを?と、戸惑いすら感じる始末。
物語や映像美ではなく、この作品の論理感が合いませんでした。

・女性は男のお母さん(レイだけでなく、ミコト達といった大人も)
・自己 正当化(主人公は被害者で可哀想でなにも悪くない)
・自己正当化を肯定する流れ
・社会性のない大人が子供に責任を押し付けて偉そうにしている
・搾取するようなお色気シーン
というのを、学園ラブコメエログロバトルというテンプレにのせて、庇護する対象の子供を大人が性的に消費するのも相まって(時代的に仕方がないとは思うんですが)、始終生理的嫌悪が生まれていました。この作品は、子どもの裸のシーンだけでなく、ボディスーツもダメでした…。

しかし、風景に演出やロボットの動き、挿入歌の入れかたなどは目を見張るものがあったので、フィクションはフィクションとして楽しめる(不快感を感じない)人は面白く見れると思います。
自分自身が海外のロボットものに比べて、国産のロボットものは価値観が合わないと思った理由がわかった気がします。

🐙たこ🐙