「まだなんとなくわかる序章」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
まだなんとなくわかる序章
新作公開で過去作がリバイバルしてると言うことで観賞
エヴァンゲリオンは昔友人の持ってた漫画版を
ちょっと読んだ位であんまり知りませんでしたので
ここぞとばかりに
先日トップをねらえも観た今のタイミングで観ると
色々庵野秀明監督らの組立等が色々共通点もあり差異もあり
面白かったです
挙げてみると…
①超強くて感情のない敵
トップのエヴァもこんなんどうやって勝つんやという
くらいの強力な敵が出てきます
トップはとにかく数
エヴァは攻撃パターンの多彩さ
でも感情は一切無くただ敵でしかない感じ
ただ破壊し尽くす特撮怪獣的な感じがします
②主人公は自分が最大の敵
ノリコもシンジも自信喪失状態でストーリー中も常に
自分との戦いをし続けています
でもそれを乗り越えたときに①の超強い敵でも
お構いなしに倒してしまうところがスカッとする感じは
あるかもしれません
努力次第でどれだけでも強くなります
③すごく高い人類の技術
トップでは超巨大戦艦から最終兵器ガンバスターやブラックホール爆弾
エヴァではなにせエヴァンゲリオンやネルフの構造
トップの作中でもセリフでありましたが人類が神なったかのような
技術を手にしておりその力の使い方の是非というテーマも含んでいる
などを感じました
まあ③に関してはまだ続きを観てないのでなんとも言えませんが
使徒が第三東京市を襲いに来る理由もどうやらあるようですし
ネルフやゼーレの存在目的もハッキリしてくるんでしょうが
そういう壊れかけの世界でもシンジが自分との戦いを続けるのは
変わらないんでしょうね
綾波レイもキャラクターが一人歩きしてるくらい人気を出しましたが
今観てもレイの謎めきキャラってどんだけオマージュ生んだんだろうと
思わされます
予告を見る限り次の破とかはいよいよわけわかんなくなりそうな
雰囲気がしますがまた楽しみに観ることにしようと思います