劇場公開日 2007年9月1日

「55点→75点」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 まぁと@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.555点→75点

2021年4月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

知的

難しい

寝られる

《2021.4月19日時点》

映画評価:75点

いよいよ新劇場版四部作が完結するという事で、
映画館に行く前の[復習]として再視聴しました。

このレビューを読んで頂く前に
軽い自己紹介にお付き合い下さい。

私は映画タイプの中でも、
基本的にアクション映画や特撮映画、ロボットモノ等は苦手です。
またシンジの様なウジウジした後ろ向きな主人公は嫌いです。

これを踏まえても
この作品はとても素晴らしいと評価出来ます。

地球を滅ぼそうとする未知の生命体である
《使徒》
この使徒との戦いを半ば強制的に巻き込まれる少年、それがシンジです。

使徒に対抗出来るのはエヴァンゲリオンのみ。
そのエヴァンゲリオンに適合出来るのはお前しかいないから乗って戦え。断るなら地球は滅びてお仕舞いですけど?シンジくんどうする?って所から
スタートするストーリーです。

そうなんです!とても理不尽なんです。

これだけの理不尽を押し付けられたら、
そりゃシンジじゃなくてもウジウジもするし、
乗りたくないと泣きわめきますよ。

それでも彼は乗るんです。
現実から目を背けず逃げないんですよ。
これのどこが情けないのか?

少し前までただの中学生ですよ?
凄くないですか?
今の私からは彼を《尊敬》しています。

この『序』では、
シンジが自らの意思でエヴァンゲリオンに乗り、
闘おうと決意するまでが描かれています。
たくさんの葛藤が垣間見えます。

四部作の最初だけあって、
この作品からエヴァンゲリオンを知っても
楽しめるし、1つの映画としても完成されていたと思いました。

むしろテレビ版の知識がある方が
見辛いのかもしれません。

忘れてしまった方が
新劇場版を観るという点においては
楽しめるのかもしれませんね。

この時点でアスカは出ないの~?
ってなる人は、
尚更忘れて観て下さい。混乱しますよ!

新劇場版《序》には未だ出ていないし、
今後の新劇場版なりの登場シーンに、
必ず意味があるはずです。

そして、もう1つ
この作品を見てもエヴァンゲリオンが何なのか、
何で使徒が攻めてくるか、
綾波レイって何者かなんて一切わかりません。
ってか何も教えてくれません。

この作品を通して、
各々が想像し、感じていくしかないです。
ひょっとして最後まで観たら解るのかもしれないですけど、自分で考察していくしかないです。
むしろ私はそれが楽しいです!

是非、一緒に楽しみましょう!
ご拝読ありがとうございました。

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《2014.8月22日時点》

映画評価:55点

【TV版】

この10日間でアニメ版、旧映画版と観てきて今回は新劇場版「序」を観ました。

驚愕!

凄く見やすいです
20年前のエヴァンゲリオンではシンジの声が女性寄りだったり、ミサトも顔がミサトなのに月野うさぎの声寄りだったりと個人的に鑑賞しずらかった部分も多かったのですが

それが改善されている!
ミサトの声なんか、30歳後半にも聞こえる様になりました(苦笑)

あとは、やっぱりグラフィックの進歩

昔の全体的に暗くムーディーな雰囲気が一新され、誰でもストーリーに入りやすい明るい雰囲気となりました

内容自体も、アニメ版の余計な部分(ファンに怒られそうだが)が少なくなり、ライトユーザーにも親しみやすくなったと思います

【2015.12.6記入】

まぁと@名作探検家