幸せのレシピのレビュー・感想・評価
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食は人を幸せにする。
厨房は人生のすべてじゃない、ほんの一部だと気付かされたあたり好きです。
何かにしがみつきたくて一生懸命になって
気づけばただそこに逃げているだけなのかもしれない。
観終わって勝手に自分と照らしあわせてしまいました。
人は幸せになる権利を持っている。
母を亡くした9歳の姪を引き取った女性メインシェフが
一人の新人シェフによって全ての人間関係が良くなっていく
という物語なんですが、アメリカでは期待の程はヒットしなかった
ので今後は女性主人公の作品は作らないって社長が宣言して
訴えられたらしいです。
個人的には観終わった後に幸せな気分になって良い映画でした。
ちょっときつめ(勝気な)のキャサリン・ゼタ・ジョーンズが
ぴったりの配役。恋人役のアーロン・エッカートもすごく
ハンサムだけど何と言うかこの役には会っています。
そして健気な役を一生懸命演じる名子役アビゲイル・ブレスリン。
この子は私の中のあなたで両親を訴える難しい役をこなした
注目の若手女優です。この作品でも悩める9歳を演じてます。
今までこの手の作品の主人公はメグ・ライアンってイメージが
強かったのですが、この作品はキャサリンで合っていたと
思います。
職場のキャリアウーマンに似た人がいる事に気がついた。
なので凄く感情移入出来て面白かったです。
ほっこりと幸せになれますよ。
見かけほど美味しくない料理みたい
ラブコメとしてはまあまあ普通の出来。
でも、肝心のゼタ様がなぜか受け芝居に終始し、
演じどころは、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンと、相手役のアーロン・エッカートばかり。アビゲイルちゃんは大きくなって、かわいくてよかったけどね。でも、ゼタ様はやっぱり『シカゴ』とか『ゾロ』みたいにセクシー&ダイナマイトじゃなきゃ、つまらない。
明らかに、素材と役者と監督の演出がかみ合っていないのよね。
監督は『シャイン』のスコット・ヒックスだから、映像が地味。
こんなウェルメイドされたラブコメなんだから、リアリティーより、POPにカラフルに撮って欲しい。それに、ゼタ様の衣装の地味なこと…。そんな服、スタイリストがいなくても誰でも着てるでしょ、街中で。
料理の話なのに料理作りの場面もあまりない。
個人的にかなり気になったのは、ラストのまとめ方。『レミーのおいしいレストラン』と一緒じゃん!っていうのもあるけど、アーロンは、自分の夢を捨てて、ゼタ様のシモベになることで満足な訳?もっと修行して大きくなってゼタ様を迎えに来ることも出来るでしょ!トホホ…。
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