「アーロン・エッカートのイタリア被れが楽しい」幸せのレシピ 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
アーロン・エッカートのイタリア被れが楽しい
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ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』をハリウッドリメイク。
「君のその強気が問題だ」←はっきりとは覚えて無いが、確かこんなセリフをセラピーから言われる高飛車女性シェフにキャサリン・ゼダ・ジョーンズ。
実は悲しい事があると倉庫でひっそりと泣いたりする繊細な一面も持っている。
それでも苦労して今の地位を確保しただけに朝早くの買い出しもし、廻りから一目置かれている。
ところが悲劇が!
突如としてアビゲイルちゃんを引き取る事になった隙に、イタリア被れのアーロン・エッカートが入り込む。
有名シェフ役なのに映画の中では味見をしたり、飾りを付けたりしているだけ…実際には全く料理はした事が無いとインタビューで彼女は語っていたが、映画を観ていると凄く料理が得意そうに見えるのは、監督の演出もあるのでしょうが、映像による“トリック”と言って良いのでしょうね。
そしてアーロン・エッカートの瓢々とした演技はなかなかのもので、アビゲイルちゃんのすねた演技は、もはや“芸”ですね。
ラブコメとしては笑い所がアーロン・エッカートのイタリア被れっぷりだけなのが寂しく、もっと沢山美味しそうな料理の数々が視覚的に見せて貰えれば楽しく観れたと思うのですが…まぁ、サファリパーティーは楽しそうでしたが。
(2007年9月30日TOHOシネマズ錦糸町3スクリーン)
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