「青春時代の苦味」包帯クラブ αさんの映画レビュー(感想・評価)
青春時代の苦味
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青春期特有の痛みと苦味のようなものが、なかなかよく出ていたように思います。もがきながらも、その痛みを克服して成長していくのが青春時代。
しかし、原作通りなのか、あるいは原作を2時間の映画にまとめるために簡略化された結果なのかはわかりませんが、包帯を巻いてそのままにしておいては、そりゃ世間から非難もされように…ツメが甘くないですかね? 当然、写真を撮ったあとは撤去してるのかと思ったらそのままで……まあ、それではドラマが展開しないわけですが、「ヲイヲイ!」とそこだけ唯一ツッコミたくなるところでした。他に方法はなかったものか……。些細なことかもしれませんが、気になったのはそんなところで、全体的にはとても良い映画でした。
柳楽優弥は今回、野生児みたいなワイルド野郎で、実はこういう役のほうが地に近そうで、本人もやりやすいんじゃないだろうか。なかなか生き生きとしていて。他のキャストも好演。
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