天然コケッコーのレビュー・感想・評価
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なつかしい思いにさせる映画
まだ中学生だった頃
村の大人たち
村の子どもたち
村の道を歩けば、親の名やおじいちゃんの名前まですべて知られている。
なにか事件が起これば、半日もしないうちに村中に知られる。
買いたいものがあれば、遠くの街までバスで出かけなければならない。
「ああ、いやだこんなところ」と思っていた
「東京ってどんなところなのだろう・・・」
魅力的ないろいろな物に溢れ、魅力的で不思議ないろいろな人が活躍しているのだろう・・・、そんな風に思っていたのだが。
山手線の通勤電車の中で、東京駅の雑踏の中で、もう何年も前の瀬戸内海岸の故郷の村をふと思い出す。
金色に輝いた田んぼの中の通学路
色鉛筆を買いに行った雑貨屋のおばあちゃん
「手が冷たいじゃろ」と手袋を貸してくれた高校生のお姉ちゃん
あのお姉ちゃんはそよちゃんだったのか。
夏になれば、海岸で遊んでいた。
瀬戸内の強烈な陽の光は、真っ白なシャツが良く似合っていた。
そんな風に、懐かしい思いにさせる映画だった。
あの時は、ほんとうは豊かな時間だったのかもしれない。
そよちゃんは、そのささいなことの輝きに、気が付いていたのだろう。
子供の頃エキストラで出た作品
ゆるふわ娯楽作品
物語の始めから終わりまで大きな事件も起こらずのんびりとほっこりしているので、疲れた時に何も考えずに鑑賞できます。そよの父親が不倫っぽい事をしていたのが唯一の気がかりでしたが、そこもふわっと終わったのでゆるふわ娯楽作品って感じでした。
過疎の村の7人の子どもたち
うぶ
よかった
夏帆ちゃんが圧倒的だったのだが、オフビート過ぎて眠くなる。日常のスケッチ的な構成で、もうちょっと引きのあるドラマで構成して欲しかった。田舎者なので美しい田舎の景色には何の興味もない。
くるりの音楽って新生活にあう気がする
感想☆
カリスマ漫画家・くらもちふさこ原作!!きらめく初恋青春映画の決定版。片田舎に来た都会の転校生の戸惑いや、素直になれない年頃の感じがいい。
夏帆、岡田将生の若者俳優同士がリアルで瑞々しくて、映像・音楽と相まって甘酸っぱい感情を呼び起こしてくれます。黒板の前でキスするシーンなんて、恥ずかしくて、かわいくて観てられません♪
山下敦弘監督は天才ですね。甘酸っぱい青春映画が見たくなったら是非これを!!くるりの主題歌&「言葉はさんかく こころは四角」&レイ・ハラカミさんの音楽もオススメ**
くるりの音楽って新生活に凄く合うと個人的に思います。なぜだろうか。
本当に心が落ち着く純粋な青春物語
夏帆作品の見直し
女性向け
ちゅー
青春、、、
夏帆を発掘した映画!
山下敦弘監督作品では、他に『リンダ・リンダ・リンダ』を観た事がある。どちらも青春を描いており、一見、“似たような感じの映画”にも見えるのだが、今回の『天然コケッコー』の方がテーマとして闇が深い。
本作に描かれているテーマは『過疎化』。田舎の綺麗な景色や長閑な雰囲気には、思わず憧れを抱いてしまう。また、近所の人は全員家族、と思えるのような地域で仲の良い環境は、とても魅力的にもみえる。しかし、現実に目を向けてみると、そこには過疎化という問題が見えてくる。「私たちが卒業したら、学校に人がいなくなる」という事実に気がついたとき、「このままが続けばいいのに」と願う反面、実際にはそういうわけにもいかない事もわかっており、どうしようもない葛藤が生まれる。
そういった問題に対する難しい気持ちが、思春期という、これまた難しいフィルターを通して描かれていく。
実に上手いと思った。特に、ながまわしの使い方が効果的で、キャラの心情を上手く伝えれてるのじゃないかと思った。
とは言え、兎に角、主演の夏帆ちゃんがカワイイ! 方言訛り(島根弁)でしゃべるから、そのギャップに思わず、萌えー。
もう、なんでもオッケーなんだけどね〜。ラストのキスシーンなんて、とっても不器用なキスで、思わずキュンとしてしまった。
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