めがねのレビュー・感想・評価
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たそがれの九十九●浜 M●KE
僕もかき氷は苦手。
何で甘いものをかけなければならないか?
イデオロギー的には、アンチ社会主義って思う。そう思われたくなくば、マリンパレスは余計なサイドストーリーだと感じた。
コミュニストに対する対義語ではないが、差別的な意味を
淘汰させたボヘミアンだと思う。かなり、偏見のあるプロパガンダ映画に見える。シュールなつげ義春先生の話のようだが。
いずれにしても、郷に入れば郷に従えだね。
追記
沖縄っぽい場所で、サ●ポロビールはどうかなぁ?
追追記
かき氷が一番似合わない場所でかき氷を食する。しかも、かき氷と言うよりも冷たい砂糖水って所だろう。
製氷する時、電力が必要ですからね。そんな南の島に製氷屋なんかあるわけ無いじゃないですか。演出家は千葉県人のようだから、『たそがれの九十九●浜』って事だね。
繋がりました。『たそがれ●九十九里浜』 MIK●ですよ。猫で整いました。
多分、ドイツ語の詩だと思うが、字幕つけてくれって付け加える。
何がいいじゃなく、何かいいなと思う作品
心の中に染み通るような、暖かさが残った。
次の日になってより暖かさが感じられる作品は珍しいと思う。
スローライフが流行って久しいけれど、そういう言葉でまとめてしまいたくないような、ゆっくりとマイペースに物語は進んでいった。
自分ならかき氷のお代を何で払おうかなぁと考えて楽しくなってしまった。
こんな生活、1ヶ月くらいしてみたいと思う。
毎日出されるお食事の暖かさ、こんなに食べるシーンの多い映画も珍しいかもしれない。
メルシー体操、覚えたい。
テーマは違和感?
荻上直子ワールドだからいつもの仲間内での虚構なのは致し方ないが美しい自然はおまけで、まるで変人たちの舞台劇、犬や猫、山羊など動物をただ添えるのはアクセサリーの感覚なのでしょう。「かもめ食堂」も癖の強い人物ばかりだったが何となく理解はできたのだが本作は作り物感が拭えない、あえて違和感に臨んだようです。
只管のんびり感をだそうと不自然な演出が興を削ぐ、過干渉かと思ったらほったらかし、もたいさんの風貌でホラーモドキの芝居をさせているが、笑えない。
私事だが舞台となる与論島は何度か訪れた、サンゴ礁に囲まれた美しい白砂とエメラルド・グリーンの穏やかな海、夜ともなれば空には満天の星、あれほどの流れ星を間近に観たのも初めてだった。サンゴでできた島なのでハブもいない。近年は観光がメインだがサトウキビと漁業が主な産業、若者の多くは本土に働きに出ているそうだ。島の人も純朴で優しい、若い頃は民宿にも泊まったが主の漁師さんが時々船に乗せてくれた、潜れば眩いばかりの熱帯魚やハリセンボンの愛嬌ある顔に癒された、採れたてのシャコ貝をごちそうになった、醤油はくらげにさされたときにも効くと言っていた。いわゆる観光地とはかけ離れたもてなしに胸をうたれたものです。
人は様々だが与論島は黄昏たくて行く所ではないでしょう。感性の違いなので良し悪しは言えませんがあの美しい島に作り物感の強い人物を持ち込んで何を描きたかったのでしょう。
かもめほどではないけど
ちょっとツッコミたくなるような設定もいくつかあるんだけど、それも深く考えずにいこうよっていうスローライフ的な、、、!?
結局、タエコやサクラの素性やヨモギとの関係もわからないまま。
でも、誰がどこから来て何をしてる人かなんて、ほんとどうでも良いことなんだよね。
そうやってまわりの人や物事を何も気にせずに生きていけたら、どんだけラクなんだろう。
前半は、全然話に入っていけなかったけど、エンドロールで大貫妙子さんの歌が流れてる時には、すっかりこの世界にハマってる自分がいました。
ただ、かもめ食堂がとても良かったので、どうしても比べちゃう。
たそがれスローライフ
海辺の小さな町にやってきた、
タエコさんが小さな宿ハマダのひとたちと
送る日々。
不思議な雰囲気と間合いが特徴的。
シュールでユーモアも詰まっていて、いい意味で自然な、自由な…笑
ごはんもおいしそう。
たそがれがこれほど似合う映画があっただろうか。
たそがれマスターにわたしはなりたい。
大切なのは、焦らないこと
映画「めがね」(荻上直子監督)から。
主役は「もたいまさこさん」と勘違いしてしまうほど、
そのキャラクターといい、素敵な台詞が溢れていた。
その彼女が、何度も口にする「氷、ありますよ」や
「おはようございます、朝です。今日もいい天気ですよ」は
不思議と、何度耳にしても、飽きることがなかった。
さて、そんな中でも「かき氷」に使う「小豆」を、
じっくりじっくりと煮込むシーンがある。
それを興味津々に、眺めようとした、主人公・タエコに、
南の島のペースに戸惑っていることを察し、こう呟く。
「大切なのは、焦らないこと」
そして「焦らなければ、そのうちきっと・・」と続け、
じっくり煮込んだ小豆を、微笑みながら手渡す。
せっかく、この島に来たというのに、なぜか、
人間関係に疲れ、焦っているようにみえたのだろうか、
このアドバイスは、彼女にとって、素敵なプレゼントだったはず。
スローライフとは、ゆっくり生きることではなく、丁寧に生きること、
そう感じさせてくれた作品である。
ほんわか
いいキャストなので、期待してみました。
ま〜大きな事件はあまりなく、たんたんとゆるゆると日々が過ぎて行く、というかなんというか。
気分はほっこりします。
劇的な何かはないので、そういう展開を期待してみると拍子抜けしてしまうかもしれません。
もたいまさこさん、おいくつなんでしょうね(笑)若々しいです。
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