めがねのレビュー・感想・評価
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たそがれ
がつがつせず
たそがれて 体操して 作って
飲んで 食べて
出会い 別れ 再会。
うん。
こういう 距離感とか
幸せの温度差が 近いようで 好き。
与論…でしょうか。
あの辺り 行ったこと あります。
観光で マリンスポーツ
ガツガツした思い出しかない。
でも きっと 疲れて食べる
カキ氷はきっと 美味いだろうな。
食べたい…
ここで朝ごはん食べたい
と思いましたが、、
どうしてもスローライフの意味がわからず。。。価値観を共有できず。。
単に、今の世の中の価値観に浸かりすぎてるのかも。いや、そもそもおっさんが見る映画ではなかったか。。
評価は主観ですm(_ _)m
スローライフをぜひ
携帯は使えない、これといった観光名所もない、あるのは訳ありの人たちとの交流。そんな場所はまさに究極のスローライフを送るにふさわしい。
自然描写や人物の行動を丁寧に描き、それが過剰な台詞の代わりとして物語を支えているのは、昨今の邦画と逆行しているように感じるが、これが伝統的な邦画といえるのではないか
そこは憩いの場。気持ちをデドックス…
自然のやさしさに寄り掛かるのも悪くない。手を加えていない場所には人間を回復させる力があると思う。許されるものなら、こんな場所で「たそがれて」みたい。
萩原監督作品はこれで3作目。こちらも美味しそうな料理が随所に出てきます。食を囲んで人と人が繋がっていく感じも何とも心地よかったです。
私もここにいる才能あると思う。。。
私も小休止をしに、民宿[ハマダ]に行きたい!!
携帯も通じない、観光場所もない
そんな所で、たそがれて
のーんびり人生を見つめ直したい!!!!!!
で、朝はメルシー体操するんだぁ~(笑)
春の海ひねもすのたりのたりかな…
春だけやってくるサクラさんという設定からして、この映画の世界観は「春」なんだと思う。「春の海、ひねもすのたりのたりかな…。」
他にも、ヨモギだとか、ハルナだとか。
そう言えば、主人公はタエコ。
温かいそよ風が吹いて来て、どこぞのサクラの花の香りも漂ってくる。今まで冬の寒さに固まっていた心と身体。何にタエて頑張って来たのでしょうか。ダラーっと弛緩される感じになるまでには、そりゃ時間もかかりましょう。
今まで自分が必死に抱えていたおっきなカバンは、この季節には必要がなかったようで…。抱えるよりも与えることの大切さ、かき氷食べながらそのことに気がついた頃、今までの自分のめがね=価値観なんてどうでもよくなって、周囲を受け入れられ、楽になっていったんだろうな。
異世界への招待
総合:60点
ストーリー: 50
キャスト: 65
演出: 60
ビジュアル: 70
音楽: 70
どこともわからない現実感のない南の島は、ゆったりとした時間の中で現実社会とは全く異なる価値観と習慣で人が生きていた。現実を忘れて旅をしたり、現実にすかり疲れてしまって癒しを求めて旅をするのはよくある話。でもここはそういうのではなくて、もう日本とか世界のどこかというよりは、地球を離れて天国に行く道の途中に一歩踏み出したときにあるような、この世のものとすら思えないような異世界が広がっていた。
その意味では少しだけ不思議の国のアリスの中年版のようでもあるが、中年女性が陥るには不思議すぎて、序盤の主人公同様にのめり込めなかった。実際にあんなところに行って日数を重ねればまた違った順応をするのかもしれないが、普段現実社会に生きていると最後まで異世界にいるという感覚が抜けなかった。
自分が疲れていることを知りました。完璧な映画。
レンタルショップで何気なく手にとって観てみました。観終わった感想は、この映画はすごい、ということ。そしていかに自分が育児や日常の雑事に追われ疲れているんだということがわかりました。そんな私をどこまでも癒し、感動を与えてくれた過去にも未来にも二度とめぐり合えないかも知れない映画だと思いました。ニューヨークのメトロポリタン美術館で見た、という海外の人のレビューもどこかでみましたが、「Excellent」(すごい、すばらしい)という評価もありました。なぜ平均点3.5の評価なのか全くわかりません。とらえ方人それぞれだとは思いますが、映像の美しさや、カメラアングルなど、シンプルでわかりやすく、またキャストもどうやって選抜したんだろう、と思えるほど完璧な組み合わせです。この映画は、見方によってはとても日本的な繊細さがあり、海外でも受賞していますが、日本の代表作として海外に紹介できる作品に違いありません。これは、新しい手法の、雑音のない、清楚な映画です。心が疲れている人々へ、また世界の国々へぜひこの映画が届きますように・・・心から願っています。
小林里美さん、もたいまさこさんをはじめ映像の中の人々に恋をしてしまいました。私は女性ですけど。それほど、魅力あふれる映像、監督は本当に神様レベルです。
ゆるくてなごむ
みんなめがねでした。
もらいもののご飯が
豪華すぎて笑いました。
海や砂浜がとってもきれいです。
パッケージにも写っている
メルシー体操をするときとか
なんだかシュールです。
変なこと言っても
みんなつっこみません。笑
ゆるーい空気が
なごみます。
確かにめがねかけてます
かもめ食堂系のほんわかストーリーです
環境ビデオかBGVのように特にこれといった物語があるわけではなく、
このシリーズ特有の流れを楽しむ映画です
海がきれいです
でも、やっぱり、かもめには勝てないかな
確かにみんな眼鏡をかけていますが、タイトルにするほど関係があるとは思えないんですけど・・・
最後のシーンがあったとしても???
☆;。あなたも、癒されてみませんか。;☆
約2時間、映画を見ながら、
私も「黄昏」させてもらいました。
打ち寄せる波の音。そして南国の海の色。
作り物でない、自然な音がいい、そして映像がいい。
話の展開も、風景にあわせているかのごとく、
ゆったりと心地よく流れていく。
頑なに閉ざされていた主人公の心の扉も、
ゆっくりと、じんわりと、まるで朝顔の花が
日の出とともに蕾みを開いていくように、解き放たれていく。
それな、焦ることなく、慎重に、一歩ずつ。
『梅はその日の難逃れ』
私も、毎朝、梅干を食べようかな。
心がホンワカと温められます。
日頃、いろんな悩みを抱えている方々に、お奨めの1作です。
さあみんなでカモメになって黄昏れよう!
ウワサの黄昏れる映画『めがね』を見ました。
全編長廻しのカットで、一つ一つのシーンがボッ~としていて、台詞も極端に少なめで(特別出演している、ワンちゃんまで吠えない)映画そのものが黄昏れているのですよ(*_*)それでうっかりすると、その心地よさに引き込まれて、ウトウトしてしまうところが何カ所もありました。決して退屈だからではありません。
作品の主人公のタエコが最初拒絶しつつも、だんだん滞在先の民宿周辺人物の「あなたも黄昏れ~る、黄昏れ~る」と二言目には繰り出される暗示のような言葉に引き込まれていったように、観客の自分もこの不思議な映画に引き込まれていったのでした。
あまり登場人物の背景すら省略してしまってる作品ですが、ただ解っているのはタエコが人気作家で、編集部から追われていて、どこか携帯のつながらないところへ、どこでもいいやという気持ちで、舞台となる民宿にやってきたわけです。
そこは海と浜辺があるくらいで、全く他に何もないところでした。
ネツトが当たり前になってきた現代で、気がつくと情報洪水の中で神経をスリ減らしている人が増えてきます。自分が何を考えどうしたいのか、自分と向き合うためにも、情報洪水の刺激から解放されることが大事でしょう。荻上監督が描きたいのは、「旅」するなかで、静寂を愛することの必要性を説いているのではないかと思います。
めがねに出てくる民宿のようなところで情報遮断して、黄昏れていきますと、自然と関心は自分の心深いところに向けられていきます。
もちろん最初は、タエコのように抵抗があるかもしれません。退屈かもしれません。しかしそこを慣れていくと、豊かな心の世界を見つけることができるでしょう。
人は人生の旅人です。
観光名所やレジャー施設などなくとも、転々と変化していく刺激が得られなくても、変わらず、迷わず旅し続けている本当の自分自身と出会うことが喜びなんでしょう。そしてそれが、悩みを断ち切る方法にもなっているのですね。
あなたさまも、「旅」してみませんか?
期待はずれ
『かもめ食堂』がよかっただけに、期待しすぎてしまったようです。
『かもめ食堂』のときほどの居心地のよさを感じることはできませんでした。
「たそがれる」ということを、ここまで押しつけられても・・・。
「たそがれる」才能のない人を排除しているような違和感も覚えました。
登場人物のひとりが時折口にする「はー、死にたい」という言葉もこの映画にそぐわないように思いました。
「たそがれる」も名文句ですが
『かもめ食堂』にはいまひとつノれなかったのだけど、これはよかったなあ。別に私が南の島好きだからってわけじゃなく。
刺さったのは……、「ずるい」という言葉だった。
サクラの作るかき氷を先んじて食べていたタエコに、後からやってきた者たちは口々ずるい、と言う(自分だって食べに来たくせに!)。
「狡い」でも「ズルイ」でもなくて、「ずるーい!」と。子供みたいに。
こんな素直な羨望を向けられて、言われるほうもトクベツ扱いを素直に嬉しく噛み締めてしまう。
南の島で、自然の中で暮らすことが豊かなのは、自分の本能に敏感になれるから。自分の中の小さい欲望にちゃんと気付いて、達成したらしっかり満足して。
とても心地よい映画ですが、ただロハスな雰囲気だけではなく、すっごく鋭いものが込められてるなと思いました。
のんびり、だけ…?
「かもめ食堂」のときには“のんびり”の裏に、主人公の女性3人の底知れぬ決断力やひそやかなスピード感がみちていて、その不思議な速度にもっていかれたのだが…。
風景も音楽も“のんびり”についてはパーフェクトで、まさに旅したような気分になれる癒し映画ではあるけれど、「バーバー吉野」でぐんぐん道を切り開いていく少年たちと、彼らに真っ向から勝負を挑む吉野のおばちゃんに感動した者にとっては、いまいち物足りない。
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