「バカな設定なのに説得力があった」アドレナリン 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
バカな設定なのに説得力があった
低脳丸出しなバカ映画だと思ってバカにしていたら、意外と設定に説得力を持たせようとしていてよかった。ステイサムもこんな映画やらされて気の毒にと思っていたのだが、彼は好きこのんでやっているとしか思えないほど活き活きとしていた。バカバカしい役どころなのに演出はシリアスでそこがとても面白かった。ステイサムは愉快なおじさんなのは間違いない。
画面に文字が出るのは演出としてけっこうウザくて、ガイ・リッチーの映画などでは反吐が出そうになるのだが、この映画ではギリギリOKなオシャレな感じがした。
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