「他人の不幸はミルクティの味(?)」街のあかり あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
他人の不幸はミルクティの味(?)
まずは一言、愛すべき映画です。
主人公、どこか人間不信ぶってるが、簡単に人を信じちゃう。前向きな言葉をいつも言ってるが、表情は全然前向きじゃない。おつむがなければ、学もない。そんな彼は、それでも一つ覚えのように前向きな言葉を言い続ける。沈みそうな人生なのに、そんな言葉がライフジャケットになってぷかぷか浮かんでる。
ほんと萌えてきます。
カウリスマキは作品に一切の説明ほどこさず、展開で観客を納得させるタイプの監督。はっきりいって天才です。
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