劇場公開日 2007年5月12日

「ただの戦争美化映画」俺は、君のためにこそ死ににいく 777さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ただの戦争美化映画

2025年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

石原慎太郎が脚本を書いた通り、完全に大東亜戦争容認の内容
「戦時中は日本人だけが死んだのではない」とも言われ、特攻で死んだ
米兵も居るというのが、ほんの数秒だけ描かれていて、いかにも「嫌々に描いた」
という感がする…
特攻をする前夜の夫婦が、折り重なって倒れていき、前の方に置いてある
物の陰に隠れるという、見てるこっちが恥ずかしい陳腐な描写が…
全員が同じ軍服で坊主刈りという、ただでさえ人物の見た目が分かりずらい
よって、どの兵士が、いつの特攻で死んだかが分かり憎い
エンディングテーマのB‘zのエレキギターも、不協和音を出している
電子楽器など無い時代を描いた映画なのに…
最後はネタバレになるので詳しくは書けないが、ラストの特攻で
あそこまで激しい描写をしておきながら、実は生きてましたなんて
そんなの無いんじゃないの!?…て感じがします
同じゼロ戦特攻映画なら、山崎貴監督の「永遠の0」を、お薦めする…

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