スモーキン・エース 暗殺者がいっぱいのレビュー・感想・評価
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まさにサブタイトルの通り
思いっきりネタバレすると気持ちのいい結末ではない。
しかしこの作品はサブタイトルの通り大量のキャラの濃い殺し屋が、ほんの1時間半の間にこれでもかと詰め込まれている。
凄腕美人女性殺し屋のコンビ
某アサ〇ンクリードからやってきた暗殺のスペシャリスト
現場の全てを破壊する蛮族3兄弟
誰も正体を知らない都市伝説と化した殺し屋
マフィアのドンの顔に泥を塗った男を殺すために殺し屋たちが暴れまわり、対抗する警察も連邦捜査局や麻薬取締局が自前のメンツの為に立ち向かう。
終盤に行くにつれて次々キャラクター達が暴れまわり、こんがらがった様相がほんのひとりの裏切りで急激に収束する。
この映画はそのゴチャゴチャしている部分を楽しむ映画。
登場人物がめちゃくちゃ多いのに次々と死んでいく群像劇
一人の標的に集まる殺し屋と警察 果たして勝者は誰なのか
序盤こそゆっくりしているののコトが始まると目まぐるしい速度で進んでいく
顔と名前を覚える前に死んでしまうことが多く、集中して観ないと置いてかれてしまう
全員個性たっぷりで魅力ある登場人物 クライマックスまでは誰も死なんだろとか油断してると意表を突かれ、こいつ好きだったのにと悲しくなる
ごっちゃになりそうでならないバランスも見事
殺し屋達の見事な偶像劇。
そういえば「2」を観たことがなく、それなら最初から見直してみるかなと久しぶりに観てみました。
とにかく構成が見事で楽曲のチョイスや作風のセンスの良さ、それとバンバン人が死んでいく様は、どこかガイリッチーとマシューボーンを感じるタイプのスタイリッシュなクライムムービー。
キャスティングはレイリオッタにベンアフレックやアンディガルシアなど渋いところを揃えています。
他にもクリスパインや、これが俳優デビューのアリシアキーズも存在感がありました。
アクション面も製作陣のアイディアに溢れていて、ベーター内の対決は特に印象的。
とにかく畳み掛けるように絡み合った撃ち合いが続き、観ていてごっちゃになりそうでならないバランスも見事。
これだけやっても“みんな死んでお終い”って訳でなく、きちんと収まりをつけている脚本も良い。
何気に良くできた作品でしょう。
思ってたんと違う・・。
なんか思ってた展開と違う・・。あんなに個性的で狂気的な殺し屋がたくさん出てきて、ド派手な殺し殺され的な展開があるのかなと思っていたけど、なんだかサスペンスなのか、アクションなのかどっちつかずな感じだったのがちょっと残念・・。「暗殺者がいっぱい」っていうちょっとバカっぽい副題からもぶっ飛んだ展開かなと思ってたのになぁ。
終盤に、「イズラエルとスパラッザは、実は親子だったんだ!」というドンデン返しが出てきたけど、そもそもそういうことを期待してるんじゃないんだけどなぁという感じ。最後のメスナー捜査官の行動の意味や動機も意味がわからなかった。そして、そのまま終わった。
ジョージアの活躍がほとんどなかった残念。魅力的なキャラクターが活かせてなかった印象です。
よかった
殺人になんら葛藤のない人たちが清々しく殺し合いをする。登場人物が多くて途中で寝てしまったら誰が誰だか分からなくなったので、始めから見直した。あんな年寄りが心臓移植したってどうせすぐ死ぬのに残念な考えの人だった。
姿を自在に変える人が、いつ外から誰が来ても不思議じゃない状況で悠長に心臓を取り出そうとしている事に、急げよ!と思った。実際、間に合わなくなってしまった。あの人は本当に有能なのだろうかと疑問を抱いた。
風呂敷広げ過ぎて畳めず
クセのある濃いキャラな殺し屋を散りばめながらそれぞれが大した活躍もせずに話の前置きが長い分、かなりの期待外れで拍子抜け!?
タランティーノやG・リッチー、特に後者に近い印象や雰囲気でコレ系は基本的に飽々する。
豪華なキャスティングではあるがA・ガルシアやR・リオッタのお決まりな脇役感が古臭くて活躍していた頃を思い出すと何か残念。
マジメな犯罪映画にしたいのか?フザけたノリにしたいのか?全体的なテンポも悪くて全てが中途半端に思える。
良くも悪くもごっちゃごちゃ笑
ストーリー70
演出65
キャスト75
総合65
タイトル通り暗殺者がいっぱい
いっぱいすぎて把握できない笑
とりあえず登場人物が多いので
誰が主役なのか。誰が重要人物なのか
わからない。
終盤に死ぬ人たちが出てきて
やっとこの人がこうなのか!ってなる笑
メインで全人物がホテルで鉢合わせしていく
シーンは派手でおもしろかった!
惜しい
自ブログより抜粋で。
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惜しいなあ。序盤のもたつきが最後まで足を引っ張った印象。
個性的な暗殺者たちがターゲットのいるホテルに集まってきた中盤辺りからは結構楽しめたんだけど、多すぎる登場人物紹介で失敗してる。
しっかりと紹介すべきキーパーソンと、さらっと流せばいいサブキャラとのバランスがとれてなくて、とにかく一通りを紹介しようとしすぎて焦点が絞れていない。
クライマックスに用意されているどんでん返しへのミスリードを誘いたかったのかもしれないけど、単にわかりにくくなっただけ。
そもそも後半まで、冒頭から登場するFBIコンビが主人公だったってことすら意識できなかったぞ。暗殺者たちがメインの群像劇だと思っていたから。
見せ場の銃撃戦が始まってくればそれなりに楽しめたけど、事件のカラクリが見え始めてから作品の雰囲気が変わってきて、それ自体は悪くはないんだけど違和感を感じた。
終始バランス感覚に欠いた惜しい作品。
飛び交う銃弾。飛び散る血シブキ!
なかなかおしゃれなチラシに、ちょっとお茶目なサブタイトル。『う~ん、「オーシャンズ…」みたいな感じの映画なのかな~?』って、軽い気持ちで観に行った犯作。ところがこれが、トンでもない映画でございました。
冒頭に書いたような、甘い感覚で観に行った吾輩がバカでした。上映時間1時間48分の間に、一体何発の銃弾がスクリーンを飛び交ったことか!次から次へと繰り広げられる殺し合いの中で、一体何人殺されたことか!何せ≪ネタバレ!!≫キャストで最初にクレジットされているベン・アフレックなんか、あっという間に殺されちゃいますから…(^^;。まあ、とにかく近年のドンパチ映画の中で間違いなく“No.1”であると断言しちゃいます。
この映画、製作は何とあの“ワーキング・タイトル”なんですよ。そう、この映画とかこの映画のイメージが強いもんですから、今回とっても意外でございました。『え~?こんな映画も作っちゃうんだ!』って感じで…。はい、イメージ変わりました。
しかしこの映画、ただのドンパチ映画なだけではなく、ラストに起こる“大どんでん返し”なども含め(吾輩も、途中からある程度の先読みはしてたんですけど、この映画はその更に上を行きよりました。ええ、やられましたわ)、ストーリーも非常に良く出来てます。監督&脚本のジョー・カーナハンは、あの「M:i:Ⅲ」を降板して、この映画に取り掛かったそうです。で、この映画が長編3作目。間違いなく、これから注目されていく監督の1人であると、吾輩思います。
本作で歌手のアリシア・キーズがスクリーン・デビューを飾っていますが、吾輩的には彼女より、相方の殺し屋を演じたタラジ・ヘンソンの方が、インパクトが強かったです。ええ、1度でイイからあんな銃ぶっ放してみたいモンです(^^;…。
期待の監督による大期待ハズレ映画
『ナーク』で骨っぽい演出を見せたカーナハンということで期待して観たが、前作の才気のカケラも見られない空騒ぎアクション映画でした。
まず、キャラクターがどいつもこいつもつまらない。「殺し屋集結」これだけでも面白くなりそうなもんだが、出てくる殺し屋殺し屋みんなカラッポ(頭も)。実質主役の刑事ライアン・レイノルズも急に重たい芝居をしだすも下手。見てられない。アリシア・キーズは美しいが、こんな役では…。
演出も骨っぽさどころか、洒落っ気もテンポも工夫も何も無い。
どうにもならぬ映画だが、コモンの歌に合わせた最後のクレジット・シークエンスだけは面白かった。それだけが。
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