THE 焼肉 MOVIE プルコギのレビュー・感想・評価
全7件を表示
サンチュで包んだカルビの味を思い出した・・・腹減った。
大学生の頃にはバイト帰りに焼肉食い放題の店によく行ったものだ。1,500円で焼肉、ご飯、デザートのアイスクリームが食い放題だった。当然のごとく、高級カルビなんてものはなく、白肉メイン、赤肉などは色が悪くなりそうなモノしか置いてなかったのに、それでも食欲旺盛な年代だけに食い溜めするかのように貪ったものでした。さすがに社会人になると、食い放題の店よりは美味いと評判の店に通うようになりましたが、焼肉はやはり一緒に食べる人と仲良くなるための手段となっていたのかもしれません。
映画のストーリーは単純明快であり、予想できる展開と感情移入しにくい漫画チックな俳優の演出でしたが、料理の映像と音の演出が際立っていました。このあたりはチャウ・シンチーなんかが描く香港料理映画とは違い、いかに美味そうに魅せるかということに力を入れていたようです。焼肉料理対決することとなる松田龍平とARATAの二人とも、感情表現よりもコミカルな静止画が冴えていて、そこへ表情豊かな怪優田口トモロヲが絡んでくる。脇役陣の豪華さもさることながら、静かな演技で圧倒的な存在感を見せつけてくれた、これが遺作となった田村高廣が印象に残るのです。エンドロール後の字幕には思わず目頭が熱くなってしまいます。
監督のグ・スーヨンは『偶然にも最悪な少年』に次いで2度目の長編作品となるそうですが、とんでもないストーリーの前作とは打って変わり、今回はストーリーは誰でも思いつきそうな内容を独特な構成にしてしまったというユニークさがありました。山田優のデートの相手とか、ムッシュかまやつの正体とか、倍賞美津子の存在とか、意味不明もしくは不要なシーンを挿入することによって、勝手に想像してくれと丸投げしてるところが面白かった・・・です。無駄といえばランボルギーニも無駄・・・ですか?
松田龍平は苦手な俳優の一人なんですけど、コメディタッチの『恋の門』とかこの作品に関しては全くOK。無表情さの中に真価を発揮するタイプなのかもしれません。無表情といえば、ARATAの助手を務めた矢沢心も凄い!『偶然にも最悪な少年』では死体を演じてましたが、今回は死体並に無表情を装ってました。
そういや焼肉屋なんて久しく行ってない・・・シロなんて好きじゃなかったのですが、ちょっと考えを改めます。カルビ、タン、ユッケ・・・あ、ケンニップもね。
【2007年5月映画館にて】
白肉と赤肉
2022年4月16日
映画 #THE焼肉MOVIEプルコギ (2006年)鑑賞
#松田龍平 と #井浦新 が真面目に肉について語っていた
最近はあまり見かけない、#きよ彦 とか #山田優 とかが出てました。
#田村高廣 さんの遺作です。もしかして #ムッシュかまやつ もかな?
さらにもしかして、#津川雅彦 もだったりして!
映像で美味しさをどう伝えるか?
料理ものの映画でもTV番組でも香りも味も伝わらない。それでも美味しさを伝える難しさ。これに対してこの映画はさっぱり答えてくれない。
田村高廣でも桃井かおりでもかまやつひろしでもでもなく、主人公2人にきちんと伝えてほしいのに、それもできていない。懐かしい脇役陣と山田優が印象に残るようじゃダメだなあ。
久々の、シリーズ駄作を見よう! ほんと久々、真の駄作を見た。寸分も...
久々の、シリーズ駄作を見よう!
ほんと久々、真の駄作を見た。寸分も面白くない(笑)せめて腹が鳴る、もーたまらんを期待したが、それもなし。なんか対決してたが…どうでもよかった。
チャリより速い山田優が唯一の見どころ。
BSテレ東
前田愛ちゃん可愛い。
そうなるでしょうねっていう、なんの驚きもないストーリー。なんのこっちゃ。韓国ってなんでこうも、生き別れ云々な話好きなんだろう。あらすじ見ただけで期待はしてなかったけど、めっちゃありきたりだった。
「に、兄ちゃん… 兄ちゃんだよね?」って、ネタでなく本当にセリフとして存在するんだ…と思った。
無駄に俳優が豪華。(当時の)若手なら分かるけど、倍賞千恵子や桃井かおり、津川雅彦等々が並んでおり、なぜこの作品にこんなに集まった…?と不思議に思うくらい。
化粧も濃くヒラヒラキャピキャピした前田愛さんが貴重。
並ばない♪けど入れちゃう♪ が可愛いかった。
全7件を表示