劇場公開日 2007年4月21日

フライ・ダディのレビュー・感想・評価

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3.0フライ・ロビン・フライって・・・

2018年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 『プルートで朝食を』でもシルバー・コンベンションの懐かしの名曲「フライ・ロビン・フライ」が聴けたのですが、本作のエンディングでもジョークのつもりなのか、この曲を聴くことができた。日本の『フライ、ダディ、フライ』の韓国リメイクになる作品で、原題も『FLY, DADDY, FLY』。俳優では岡田准一の演じた役を最近人気のイ・ジュンギが演じていて、堤真一のパートを普通のおっさんだが愛嬌のあるイ・ムンシクが演じている。オリジナル作品の出来栄えには到底及ばないものの、このムンシクの15キロの減量と特訓後の筋肉のつき具合には驚かされました。わずか40日間の特訓でここまでできるのか?と、中年男性の限界に挑んだ肉体作りは並大抵の努力ではないはず。走ったり、フリークライミング特訓だけでもできないはず。恐れ入りました。

 オリジナルでも『燃えよドラゴン』へのオマージュが見られたのですが、このリメイク版ではさらに進化していました。まず中年のおっさんガピル(ムンシク)が着てきたトレーニングウェアは『キル・ビル』でもお馴染みとなった、ブルース・リーが『死亡遊戯』で着用していた黄色地に黒のラインの入ったもの。鼻を指ではじく仕草や、『燃えよドラゴン』で地下に降りてゆく格好を真似たトレーニング法、階段を登るのもひょっとするとそうなのかもしれません。日本版にもあった、ブルース・リーがサモハンに「相手から目をそらすな」というシーンは、こちらのほうが似ていました。また、一瞬、『ロッキー』のフィラデルフィア美術館のガッツポーズへのオマージュも感じられたのですが、クライマックスの決闘がボクシングだったので、案外そうなのかもしれません。

 クライマックスの試合では、ちょっとやり過ぎだろうと思わせるほどの過剰な演出。凝ってはいたけど感動には至らず、むしろバスとの競争シーンに最も泣けるかもしれません。また、日本における在日の存在だとか、政治家の名前なんてのも使ってないし、シリアスさよりも軽いタッチの韓国青春映画といった仕上がりとなっていました。なぜか原作本を買ったのに、未だに冒頭の病院のシーンから抜け出せません・・・

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kossy

2.5復讐ものだが爽快感あり

2018年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

・娘を暴行された父親が少年たちの指導を元に訓練を積んで犯人にボクシングを挑むヒューマンコメディ
・父がまた穏やかな顔で笑顔がにあう良い役者
・肉体改造っぷりは見事
・バスの運転手との競争はほっこり
・ラストの「ダディ」の台詞の笑顔といい、読後感が爽やか

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mimiccu

3.0ダメオヤジ奮闘記

2014年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

笑える

単純

日本版もいいけど、韓国版の方が主人公が
ラサール石井に良く似ていて親近感有り。
堤真一はいい俳優だがダメ親父には
向いてはいないだろう。
この手の作品は原作が素晴らしいだけに、
脚本次第かな。
一部有り得ない流れもあるけどまずまずの
出来でした。娘を持つメタボのオヤジなら
共感出来る作品です。

やっぱり、韓国映画は泣いて、笑って
ハッピーエンド、これが大好き。

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としぱぱ

3.5無理なく欲張らず

2014年6月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

コメディテイストなヒューマンドラマで、無理なくエピソードが盛り込まれていてよかった。

主人公チャンガの変化(とくに体の)が見ていて楽しくて、応援したくなる。

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nanana828

3.5お父さん!

2010年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

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mayone