映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!のレビュー・感想・評価
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予定調和の安心感
野原一家の愛犬シロが主役の本作は、ここ数年の感動作とは異なり、予定調和のコメディ色の強いものであった。もちろん、シロとしんのすけの絆が試される感動シーンもあった。
視聴者は、まさかバッドエンドになることなど考えずに予定調和のエンディングを期待する。
当然、本作も収まるところに収まるのだが、その着地点が素晴らしい
名ドッグトレーナーしんちゃんに感動☆シロのオシリをめぐる映画
【謎の宇宙人の落し物がシロのオシリに】
~ポケモントレーナーみゆきは、90点の経験値をもらった!~
アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版第15作!
今回は野原家をいつも守り続けている名犬「シロ」を中心としたストーリー。
内容は斬新です!
映画のタイトルにある通り、シロのオシリに爆弾がついて取れなくなるというもの。
その爆弾の威力は地球を破壊するほど。
地球を守る組織、爆弾を我が物にして力を手にしようとする組織、そこに巻き込まれる野原一家。
シロを奪い合われる中での、しんちゃんのシロに対する想いに感動します!
ポケモントレーナーみゆきとしても、しんちゃんを名ドッグトレーナーと認めざるを得ません。
一方で、感動の中にしっかりと笑いを入れてくるのはさすがです。
★大好きなポケモンに例えると★
ガーディ
体は小さくても、シロの野原一家を想う気持ちは超特大
2つの組織で怠さも2倍!!
シロをフィーチャーした一作という程、出まくる訳でもないので、普段からもっとシロを出して欲しいという思いは満たされませんでした。いつもと違って謎の組織が2つも出てきますが、そのぶん怠さも2倍でした。戸田恵子の歌も最初は良いですが、何度もやられると飽きてきます。ハイウェイのシーンは良く撮れていましたが、尺も長く最後までグイグイ引っ張っていく力はありませんでした。
ひろしとみさえとしんのすけとひまわりとシロ
久々しんちゃん。このお話は二回目です。
私が一番好きなペットキャラのシロがメインの本作。
野原家の良心でありブレーン。可愛くて優しくてノリもいい。“野原家笑い”をシロもするのがたまらないw
普段ご飯を満足にもらえなかったり、なかなか散歩に連れていってもらえなかったり、他にも気苦労が多くてとっても気の毒なわんちゃんだけど、同時になんてしあわせなわんちゃんだろうとも思う。更に同時にひろし、みさえ、しんのすけ、ひまわりはなんてしあわせな人たちなんだろうとも。“絆”が目に見えるようなんだもの。あんなに意思疎通できるなんて本当に素晴らしいし憧れます。
そんな素敵な4人と1匹の家族の物語。
サムいところやあざといところも多いんだけど(これが大きなマイナス)、シロファン、5人の野原一家ファンとしては悔しいけどやっぱり泣いてしまうw
「計画通りいかないから人生なんだろうが!」by野原ひろし
明日も“グデグデだけどグッデイ”な一日にしたいです。
これを観て泣いてしまうとは(笑)
しんちゃんの映画は当たりハズレが大きいと個人的に思っていますが、これは「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」に次ぐ感動物で、大当たりだと思います。
野原家の団結はいつもの事ですが、今回はいつも以上にしんちゃんとシロの友情が際立っていたと思います。
普段はシロの散歩さえ面倒がるしんちゃんが、家族の一員であるシロを最後迄守ろうとする姿に、おじさん涙が出ました。
しんちゃんと一緒に逃げる、シロの表情にも切なさが凄く出ていて、それにも涙。
涙ながらに観ながら、ずっとしんちゃんとシロ、そして地味に活躍する野原家ファミリーを応援してしまいます。
これがあるから映画版のしんちゃんは観てしまうんですよね。(^^;
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