「命にプライオリティをつけざるを得ない究極の状況」サンシャイン2057 momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)
命にプライオリティをつけざるを得ない究極の状況
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「誰か一人は残らないといけない。」
「宇宙服は1着しかない。」
「酸素残量を考えると誰かは死なないといけない。」
命の選択を求められる際に、宇宙飛行士たちは葛藤はあるものの
最終的にその時の最善の道を選択していく。
「船外に出ないと行けない。でも宇宙服は1着しかない」という状況で、躊躇なく自分でない物理学者に着せることを選んだ2人。もう1人はエゴ丸出しに抵抗しましたがこれも最終的には折れる。
「自分が生きたい」ということを超えて、
人類を滅亡から救うという大義のために必要なことを選択できる宇宙飛行士たちの凄さを感じた映画であった。
※船内の展望室の場面はあまりこれまでのSFにないもので新鮮であった。フィルターを絞る・絞らないにより太陽の照射が変わるという仕掛けを全般通してうまく活かしていた。
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