「真実を見抜くのは難しい」クィーン マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)
真実を見抜くのは難しい
ダイアナ元妃の事故死がテーマだが、そのものを捉えるのではなく、それに起因する英王室のドタバタ劇をシリアスに描いた作品だ。
ヘレン・ミレン演じる女王は品があり、政府と国民の板ばさみの中で苦悩する様子が浮き彫りになる。
この映画、ブレア首相がすごくいい人で、スポンサーの一人なんじゃないかと疑ってしまう。逆にダイアナ元妃は、ホントに世間が評価するほどの人物だったのか疑問が残る。
落ち着いた映像に、サスペンス的な動きを与えた音楽が秀逸。
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