世界はときどき美しいのレビュー・感想・評価
全1件を表示
役者の演技は鳥肌もの!! モノローグいらない。
モノローグが入る。
日記???
そう思えば、主人公の感性を綴ったもの。
はまる人にははまるが、
私には微妙。
映像・演技・音楽で綴られていることには、心の奥に染みわたっているような話…特に4話…もあり、心地よいのだけれど。
説教臭い、頭でっかち。自己啓発映画を見せつけられている気分になる。
「シネポエム」だそうだ。
台詞で語るより、映像や演技・演出で見せてほしかった。
もしくは、挿入される言葉も、モノローグではなく、ポエム・詩にして欲しかった。
このモノローグだと、”解説”になってしまう。余韻がなくなる。
映像は8mmで取った後に加工したとか。
一見古臭いのだけど、そうとも言い切れず、不思議な感覚。
ただ役者の底力には唸る。
特に、2話の尾美氏とか、5話の木野さんとか。ただあれだけの出演なのに、あの存在感、世界観!!!
4話の松田龍平氏、立っているだけでも絵になる。で、浅見さん演じる彼女の心の動きと松田氏演じる彼氏の心の動き、それだけで十分『世界はときどき美しい』。「宇宙の~」なんて台詞いらない。
2話の柄本氏も、あの表情だけで『世界はときどき美しい』。飲んだくれていても。ひとり言の説明台詞いらない。
ああ、もったいない。
気分的には、美しい美術品(=役者さんの演技)に泥かぶせられたような腹立たしさから☆なしにしたいけど、役者さんの演技に☆2つ。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示