「不屈のヒロインの人間的な魅力」ブラックブック Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)
不屈のヒロインの人間的な魅力
オランダに住むユダヤ女性を主人公に、ナチスドイツ占領下のレジスタンス運動をサスペンスフルに描いたポール・ヴァーホーヴェン監督の力作。アメリカ商業主義映画を離れて祖国に戻り、自国の悲劇を簡明直截に纏め上げる。ヨーロッパ知識人の戦争批判とエンターテインメントの才能が混ざった独特な映像世界が魅せる。敵味方入り乱れるサスペンス描写の巧さ。愛する人を失い続けるヒロインの不屈の女性像の強かさ。脚本の良さと演出の確かさが映画的な興奮を誘う。
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マサシさんのコメント
2022年7月20日
トータル・リコールもそうでしたね。確かに、失敗作もあるようですね。
氷の微笑もそうでした。ロボコップもそうなんですね。見ていても、貴殿見たく、きちんと整理しないものだから、いきあたりばったりのレビューばかり書いてしまいます。ご迷惑をおかけします。
でも、この映画は名作になると思います。