「要は、この設定を受け入れられるかどうかなのだ」デジャヴ 旅人さんの映画レビュー(感想・評価)
要は、この設定を受け入れられるかどうかなのだ
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この映画、時間差で再生される現実を受け入れられるかによって面白さは変わってくる。
時空の歪みで4日半前の様子が手に取るように再現され、
それを使ってテロ事件を解決し、あわよくばそのテロを防止しようという内容。
演出的な映像の見せ方は素晴らしい。
ただ、時空の歪みで映し出される過去の中でカメラを好きなように操ってその様子を覗くことができる、という設定にかなり違和感を感じてしまった。
正直、自分には受け入れられなかった。
その違和感が終始付きまとって、素直に楽しめなかった。
まあ、タイムマシンの原理がかなり強引なので、現実に織り込もうとするとかなり無理が生じるのだが。。。
とにかくこの設定を度外視できれば、かなり良くできた映画だと思う。
何度も繰り返される緊迫感ともどかしさは、エンターテイメントとしても十分すぎるくらい楽しめる。
ただ、設定に納得できるかが一番のカギだ。
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