パリ、ジュテームのレビュー・感想・評価
全8件を表示
パリは小さいはずですよね
たくさんあるこの短編たちの中でパントマイムの留置所のシーンが大好き。
実際の面積ではパリって小さいと思う。
なのに、人々のたくさんいるところというのはこんなにもドラマが!
きっと誰かが書いていそうな気もしますがタイトルどおり、実は主役はパリ?
映画になるほどの刺激をもってる都市ってことなんですな~。そういう点では
TOKYOもなかなかのもんではないでしょか。
長い!疲れた!
じんわり
観終わった後の余韻が、それほど大きくはないんだけど、幾重にもなってずっとずっと続いて、むしろ反響して共鳴してぶわぶわ大きくなっていく。
なんだろう、不思議な鑑賞後感。
2006年公開ってことで、ほぼ10年前に観ている。だからどんな話か覚えてたり、オチを思い出したりしながらだったのだけど楽しめた。
あれから繰り返し観返していたわけではないんだけど、久しぶりに観てやっぱり好きだなぁと思った。
お祭り広場とか、赤いトレンチコートの話とか、ナタリーポートマンとか、もちろん大好きなんだけど、なんだか心に残ってるのはマギーギレンホールのやつ。
ラリって心のどこかで期待して待ってるんだけど、肩すかしにあって小さく絶望する話。
孤独。ばかな女だけど、他人のことのように思えない。なんで??
あとは熟年夫婦の離婚の話。
駆け落ちする?
前したじゃない。
ぞくぞくする大人の会話。
そこに至るまでの2人のもろもろを思うと気が遠くなる。
新しい恋人もお互い好きなんだろうけど、本当は2人で幸せにずっと居たかったんじゃないかな。
あとは14区。そう、ひとり旅をしたいと思うのはこのエピソードを観たことがあるからなのではないだろうか。
嬉しいんだけど、悲しくて、でも大きく悲しくはなくて。
きれいね、ってわかちあえる人を求めている。
パリを1コマずつ覗き見。
パリ18区を舞台に繰り広げられる短編映画を集めたオムニバス作品。
有名な監督陣の短編集となっており、コーエン兄弟やガス・ヴァン・サントの作品もある。
各監督の作品それぞれに個性があって、見ていて面白いし、パリの情景が美しい。フランス映画独特の美しさが光る。セリフとかも素敵なシーンが多いのも見どころ。
短編集なので飽きることもないし、センスを感じる作品が多かった。
パリ、18区、恋。
パリの街角を舞台に男女の恋模様を綴った、18エピソードからなるショート・オムニバス。
豪華キャストもさることながら、錚々たる監督がズラリ。
コーエン兄弟やアルフォンソ・キュアロンといったオスカー監督から、ヴァンチェンゾ・ナタリやウェス・クレイヴンといったホラーの名匠、日本から諏訪敦彦まで。
一編一編、面白いものとそうでないものの差が激しい。
それぞれの監督の個性を楽しむのが最良の見方だが、18エピソードもあるとちょっと飽きてくる。
リンクとかあったらまた違っただろうけど。
個人的に一番面白かったのは、パントマイムの男の恋を描いたシルヴァン・ショメ監督の「エッフェル塔」。
さすがアニメーションの監督だけあって、少々ファンタスティックでユニークな仕上がり。
フランスの風景
訳がわからん…
全8件を表示