「パリ、18区、恋。」パリ、ジュテーム 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
パリ、18区、恋。
パリの街角を舞台に男女の恋模様を綴った、18エピソードからなるショート・オムニバス。
豪華キャストもさることながら、錚々たる監督がズラリ。
コーエン兄弟やアルフォンソ・キュアロンといったオスカー監督から、ヴァンチェンゾ・ナタリやウェス・クレイヴンといったホラーの名匠、日本から諏訪敦彦まで。
一編一編、面白いものとそうでないものの差が激しい。
それぞれの監督の個性を楽しむのが最良の見方だが、18エピソードもあるとちょっと飽きてくる。
リンクとかあったらまた違っただろうけど。
個人的に一番面白かったのは、パントマイムの男の恋を描いたシルヴァン・ショメ監督の「エッフェル塔」。
さすがアニメーションの監督だけあって、少々ファンタスティックでユニークな仕上がり。
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