「色気が足りない」さくらん Zukkoさんの映画レビュー(感想・評価)
色気が足りない
女優陣、特に主役の土屋アンナの色気が全く足りない。威勢だけは良いのだが、教養を積んで手練手管に長けたトップとして君臨する花魁には、どうしても見えない。
ストーリーも、『吉原炎上』の二番煎じ。
やっと素晴らしい人に身請けされるというのに、それを最後に蹴る。
美しい映像と、前世は花魁だったのではと思わせる椎名林檎の曲で、江戸時代の花魁の世界を現代の味付けで展開した手腕に星を三つです。
美しい映像と花魁という独特の世界観を味わうための映画。ストーリー的には浅くて軽い。
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