「日本経済を奈落の底に突き落とした総量規制」バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 馬券師さんの映画レビュー(感想・評価)
日本経済を奈落の底に突き落とした総量規制
これをやったのが大蔵省銀行局長の土田正顕。
日本の資産1300兆円を吹き飛ばした張本人だ。
この作品の面白いところはバブル崩壊は日本潰しの陰謀だとしているところだ。
その真偽はわからないが、日本潰しには前例がある。
先の大戦だ。
石油を止められハルノートを突きつけられたら戦う以外道はない。
マッカーサーも公式の場で日本の戦争は自衛戦争だったと認めている。
やむなく立ち上がった日本なのだが実は勝算があった。
南進して石油を確保した後、西へ向かいインド洋を制圧。
これでイギリス、ソ連、中国の補給を絶つことが出来る。
中東でドイツと合流すれば中東の石油はドイツと日本で山分けだ。
アメリカは世論が戦争反対、ルーズベルトは戦争をしないことを公約に掲げ当選。
つまりアメリカは絶対に戦争ができない状況だったのである。
ところが。
アメリカの戦争を可能にする事件が起きた。
真珠湾攻撃。
これでアメリカの世論は一変。
総量規制と真珠湾攻撃。
日本を破滅させたこの暴挙を実行した土田正顕と山本五十六。
この二人の名前を日本人は絶対に忘れてはならない。
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