劇場公開日 2007年2月3日

「女子がなりたい顔6度目1位北川景子おめでとう」Dear Friends ディアフレンズ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0女子がなりたい顔6度目1位北川景子おめでとう

2020年11月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

原作は読んだ記憶がある
2007年の作品
いつか観ようと思っていたのに観ないうちに10年たってしまった
今から13年前の作品とはいえ随所に古さを感じる
30代半ばの北川景子&本仮屋ユイカが当時20歳前後で女子高生の役をやっていることもある
メインの男性俳優に黄川田将也が出ているのもある
だが一番に時代を感じさせるのは原作者がケータイ小説家のYoshiだということ
桜井亜美の小説から独特の表現を省いてさらに薄味にさせた駄作である
女子中高生がターゲットなんだからおじさんが批評しても意味がないが
原作がこれなんだから忠実に映像化したら当然駄作になるに決まっている
これじゃダメだと大胆にアレンジして自分の色を全面に出せば今度は原作原理主義者が「原作レイプだ」といちゃもんつけてくるから厄介
出版社が働きかけてしぶしぶ作ったのに割りに合わない

女子中高生がターゲットなら彼女たちにたくさん来てもらえないと興行的に厳しい
内容的に親子で観るものではないし中高生が親と映画を観たりするのは稀だろう
当時はわからないが参考までに今のイオンシネマだと学割でも中学生1000円高校生1500円
子供にとっての1000円1500円は大きい
500円1000円が妥当ではないか
ウリをして稼げばいいだろうという意見もあるだろうが映画観たさにウリをするなんて馬鹿げているし僕はウリそのものを奨励しない
映画館を運営している人たちは今より未来を考慮してほしいものだ

1番印象的だったのは北川景子の頭
カツラが取れた時の衝撃はホラー
『ヒロイン失格』の桐谷美玲のスキンヘッドを遥かに凌ぐインパクト

あと鏡に映り込む北川景子の上半身ヌード
細い!

なんでそんなところで転ぶんだよ本仮屋ユイカ
しかも下手くそな転び方
それも伏線だったのか

野川新栄
野川新栄さんのコメント
2021年2月14日

感動すること自体は悪いことじゃないけどね
自分としてはディアフレンズは好みじゃないし話の展開そのものが安っぽい感じがするだけの話
これでも彼のケータイ小説は多くの10代の女子?に支持されたことは間違いないわけだから
当時は感動ポルノという言葉だって存在しなかったし
僕からすれば24時間テレビもバリバラも見世物小屋みたいなものという点ではどっこいどっこいで目糞鼻糞を笑うって印象
感動ポルノに関しては鈴木祐司氏や赤木智広氏とほぼ同意見
抗議する人たちが必ずしも正しいわけではないし今は亡き人権活動家には共感できないな
感動はポルノではない

野川新栄
たかあきさんのコメント
2021年2月13日

僕も酷い映画だと思いました。
まるで、日テレの毎年恒例の感動ポルノの24時間テレビのように。

たかあき