「よくできてるのだが、取り柄がない」大奥(2006) マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)
よくできてるのだが、取り柄がない
仲間由紀恵、でこっぱちにカツラが重そうだし体型もやせ気味、そんなんで海千山千のオバちゃま陣から身を守れるのか?と思ってしまう。だが心配ご無用、「ごくせん」で培った?啖呵も勇ましく中々堂に入っていた。
この手の作品につきものの「大奥」の解説部分がたたみ掛けるようなテンポで気持ちよい。衣装の美しさを色彩豊かな映像で魅せ、ラストの悲恋まで浮き足立つことなく描き切ってくれた。
ここまできたら、そろそろ姫路城を江戸城に見立てる手法は止めにして、CGで江戸城を再現してほしいものだ。
p.s. まもなく男女逆転の設定で「大奥」が公開されるそうな。楽しみである。
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