「おうち-201」007 カジノ・ロワイヤル かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-201
血の涙を流す映画のキャラクター選手権、2位受賞ですおめでとうございます(私の中で)。
ようやく呪縛を解く日が来ました。
私の中でのボンドは、ピアースさん。というか、ボンドはピアースしか見てない(てか『ダイ・アナザー・デイ』しか見てないやんお前)のに、ピアースとハル・ベリーのラブシーンがお子ちゃまの私には鼻血ぶーすぎて、脳裏にこびりつきました、、、。
そしてダニエル・クレイグが新ボンドと知ったとき、見るのやめたとなったわけです。
でもでも、ダニエル・クレイグの最後のボンド作品の予告編に、あのラミマレが!
これは個人的に見なきゃいけないので、だいぶ遅れてダニエルボンドを全部おさらいすることを決心しました。
冒頭から心を鷲掴みされるアクション。
007らしく世界を転々とするのですが、旅好きとしてはスパイ映画で何が好きって次の旅行はここに行こう!と決心させる美しい風景を見せてくれるところ。そうだ、 モンテネグロに行こう。
そして冒頭にも書きました、目から血を流すいかにもな見た目の悪役ル・シッフル(ちなみに1位は『キル・ビル』のゴーゴー夕張です、あくまで私の中で)とのポーカー勝負。カイジのようなざわざわ、、、とかキャラクターが心の中で饒舌なわけではなく、張り詰めた雰囲気の中、静かにピリピリとゲームが進んで行き、思わず眉間にシワよっちゃいます。
ル・シッフルの悪役たるビジュアルが好きすぎて、彼がラスボスとして見たかったくらい気に入りました。
ラストの物悲しさのおしゃれなこと。
次作『慰めの報酬』がちゃんとストーリーが繋がっているとのことで、このまま突入したいと思います!
今晩は
かいりさんの、”おうち―〇〇”と言うレビュータイトルが何となく好きでして。
レビューも、とても参考になりますし。
いよいよ、ズーっと待たされた新作が公開になり、凄ーく楽しみなのですが、やや心配なのは(とにかく、予告編を100回以上観ているので・・)ラミ・マリック扮する悪役が、「007 スペクター」のクリストフ・ヴァツルの様な、子悪党になっていないかだけが、心配です。
ル・シッフルを演じたマッツ・ミケルセンや、ハビエル・バルデムのような圧倒的な悪になっているのかなあ・・。では。返信不要です。
今晩は。
Kossyさんへのコメントが目に入ったので。
私は”007”は、ダニエルボンドからなのです。それでも今作から15年経つのですねえ・・。(遠い眼:もう、40代後半かあ・・・。)
俳優さんって仰るとおり、モチベーション維持ってどうしているのですかね。あと、個人的にはダニエル・クレイグを”ローガン・ラッキー”などで見ても、”あ、ボンドだ”と思ってしまう役のイメージ払しょくをどうしていくのかも、”大変だろうなあ・・”と余計な事を思ってしまいます。では。
面白き作品であろうことを期待しつつ・・。