暗いところで待ち合わせのレビュー・感想・評価
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拾い物だった
タイトルから暗くなるまで待ってのリメイクだろうかと
思っていたが、乙一の原作の映像化だったんですね。
だからというのでもないだろうけども
小説であれば気にせず読み進めただろう場面。
映像で見ると、いくら全盲としてもその距離ならば
気配も匂いもわかるだろう、とツッコミ入れたくなる箇所も何点か。
前半は進みも正直かったるいのだけれども
互いの存在を勘づくあたりから
ぐんと話は面白くなり、
希望のある終結を迎えるまでに収束して
盛り上がっていく。
日常に溶け込めない青年役として
台湾の俳優さんを起用したのも効果的だし、
田中麗奈の盲目の演技も予想以上に良い。
面白くて拾い物だった。
闇から出ようとしない少女と、闇に逃げ込んだ男。
闇から出ようとしない少女と闇に逃げ込んだ男
乙一原作のこの作品は題名からもオードリ・ヘップバーン主演の『暗くなるまで待って』にインスパイヤーされているのはおそらく間違い無いのでは?本人のみぞ知る所ではありますが。
静かな中に沢山のサスペンス溢れる場面があり、次第にお互いを必要と感じてくる辺りは見応えがありました。田中麗奈はこれまで苦手な女優さんだったがこの作品の演技は素晴らしかった。
天願監督は、偉大な父親が油コテコテでパワー漲る演出力だったのに対して意外にも抑制の効いた静謐な演出でとても良かったですね、あの場面までは…。
幾ら何でも佐藤浩市のあの人物像は無いんじゃないの?何て突っ込みを入れながら観ていると伏線に気づか無い畏れがあるので注意が必要ですね。だって、その後の笑劇…衝撃が強すぎますから。
ありゃ!凄すぎですよΣ( ̄□ ̄)!
今度から彼女を見たら《井○‘グエ○ル’遥》と呼ぼうかな…原作は未読だったけど何となく「別人だよなぁ〜」とは思ってはいたが、その程度だっただけに物凄い笑劇…いや〜!“衝撃的な破壊力”でした(笑)
(2006年12月5日シネ・スイッチ銀座1)
悪くはないけど
悪くはないけどアキヒロを中国人だから他人と馴染めないって設定に変えたのはお手軽すぎない?
それのがあまり説明いらないし、やりやすかったのだろうけど。
個人的にはミチルとアキヒロの心の暗闇をもっと感じさせて欲しかった
ミチル役の盲目の演技はさすがで見いってしまいました
やっぱりカタコトな日本語のアキヒロが気になってしまいました
他のキャストは良かったと思います
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