ゲド戦記のレビュー・感想・評価
全65件中、21~40件目を表示
おもしろくない、わけわかんない、
まあ、話や設定はわかっても、引き込まれるほど興味がわかなかった、というか。
リアルタイムでのテレビの放送中、Twitterでは、ファンらしき人がいい評価もしてたけど、俺は「そんなに?」って冷めたかんじだった。
本名のくだりとか、千と千尋の方がまだストーリーとしておもしろかった。
絵面(えづら)もなんかこれまでのジブリと違うかんじだし、「別物」の印象。
このころから以後のジブリに興味もてなくなった、自分としての分岐点になる作品。
怖かった……
ちょっと不安定な時に見に行ったのがいけなかったかもしれないけど。
画質、作風、ともに宮崎駿作品とは異なる。
でも、宮崎哲学は貫かれていて、色んな作品の要素が入っていた。
路線的には、ナウシカとかもののけのイメージ。
個人的には、ちょこ、ちょこ、と「そこをもうちょっと見たい……」というところがあったけど、それは、私の中に宮崎駿作品の展開が染み付きすぎているからだと思う。
宮崎吾郎監督は、あんなに偉大なお父さんに引きずられず、飲み込まれず、自分の作品をよく作りきった。
菅原文太の声はピッタリ!
テルーの歌だけでシーンをあれだけ引っ張れる手嶌葵の声も良かった。
テナーとアシタカの過去はもう少し知りたかったかな。
ナウシカと一緒で、長いストーリーの一部を映画にしたものだから、一度全編を読んでみればいいのかもしれない。
ところどころ他に広がるストーリーのヒントをちりばめたのは、それを促すためだったのかも。
単純に惹き込まれず
単純に惹き込まれる魅力を感じることが出来なかった。アレンの葛藤も、質の悪い深夜アニメのような安っぽさを感じてしまい可愛らしいねと思うか、生暖かい目でみることしか出来なかった。そんな見方をしたい訳では無かった。基本的には、厨二病と呼ぼれるような剥き出しの幼い葛藤は好きですよ。この作品は残念だけど合わなかった。
登場人物の言動も唐突過ぎてもう少し前後の感情を描いて欲しかったと思う。あと噂話過ぎのおばさん2人組を頭悪く描きすぎてて不快。個人的に主人公格を上げるために他を下げるやり方が好みでは無いので、あくまで主人公格を(内外面含めて)格好よく描けるようにして欲しかった。
何だろう。要は分かりやすく伝えてくれて良いと思う部分までが要領を得ずに散らばって、個人的には感情移入も情報からの判断もし辛い。これを考えさせられる作品とは思えない。粗末な部分を拾い上げてまで深く知りたい魅力は感じない。
生への執着が強いクモが1番好きです。クモの過去は原作にあるのかな。そこは調べて知りたいと思います。
14年振りに見ると
これは2006年の公開当時、友人と観てすごい感動し、良い映画だと話し合った。酷評するひとも大勢居たが…自信を持って、良いと言えた。
14年経って見ると、昔ほど感動が来ない。私の心が変わったんだね。
若い頃の感受性を失ったかな?
もしかしたら、生きることの苦しみを感じ始めた若い世代、主人公のように思春期の終わりが近く、大人に移行し始めた位の心に刺さるのかな。
死ぬ怖さも、生きる怖さも、皆同じた!って言う主張は、昔と同じように心に刺さった。
感動した☆
私の評価としては☆4かなですがあまりにも評価が低く応援☆5です。今回の「一生に一度はジブリを映画館で」の観賞でナウシカにつづいて二本目です。
評価があまりに低くく見ないつもりが次の作品までに間があったから初めて見る作品を選びました。見てよかったです。
原作未読です。この作品を見て原作が読んでみたくなりました。父親を殺したとありましたが「生きているのでは?」と思ったのが気になり、その後の展開も気になり読みたいです。評価低い人ってジブリ呪縛もあるかなと思いました。このシーンもう少し短くして他にと言うのはあったけど他のジブリ作品にもあるし。物語は最高ですが2時間にまとめるには難しいのかもしれません。ジブリは俳優さんを声優に使いますが、その点かなり失敗があると思うけどこの作品では思いませんでした。特に菅原文太さんの魔法使いは大正解だと思います。感動したのに感動シーンで少し寝てしまいました。物語のとっつきとしたらオススメなのでは。実写も見たい作品です。ジブリ作品ってあまり見た事ないかもですがカリオストロ伯爵風の人ってあっちこっち出て来るのかな。
気になる作品があったらまた見たいと思います。
個人的には○
原作を知らないし、
作者の落胆ぶりも尋常じゃないよね。
先ずは原作にドップリ寄り添うとすれば
ストーリーを起承転結で分けてシリーズ
化しないと無理じゃないか?と思います
が。
去年やってたドラゴンクエストと同じで
映画1本でまとめられないし、話も変わ
ってアレッ?て思う映画なんていっぱい
あるからね。
原作を知らない私としては、ゲド戦記と
いう1映画作品として観て良かったと思
います。
父とは異なるスタンスの映画を撮る!
「指輪物語」「ナルニア国物語」と並ぶ世界三大ファンタジー小説と評せられる。その第3巻「さいはての島へ」を原作とした本作。
立派な王様である父親を刺し殺してしまったアレンが、大賢人ゲドといっしょに、世界から魔法やまじないの力が消え去りつつある原因を探る旅をしてクモという魔法使いと対決する話。
以下は、映画を観た俺が勝手に想像した、宮崎吾郎監督(息子)から宮崎駿監督(父親)へのつぶやき。
「父さんは、"ひとり" 対 "世界" というか、"ナウシカが、アシタカが、世界をよくしよう、変えていこうとする映画" を撮るよね。そうした映画は、既に青春時代を終えた大人にはウケるかもしれない。でも、実際の若者が悩むのは、自分の中にある闇の面と光の面のギャップ、二重性ではないのかな。『一体、どっちが自分の本当の姿なんだ!』と悩むことが多いのではないだろうか。その悩みの前では、大賢人ですら無力だ、というのが真実ではなかろうか。だから、俺はそういう映画を撮る!」
吾郎監督が、原作に、宮崎親子が共にファンだというこの小説のこの巻を用いたのは、上記のような思いからだったんじゃないかなあ、と観ながら思った。
怖いのはみな同じだ。なのにあなたは、死を恐れて、生を失っている。あなたはひとつしかない命を生きるのが怖いのだ。生きて命を引き継げ。そうやって命はずっと続いていくのだから。
上記は、劇中クライマックスで、少女テルーが主人公アレンに話しかけるセリフだ。いいセリフだ。おそらく、小説ならば、読んで心にじんと染み入るだろう。
しかし、映画の中で登場人物にそのまま語らせると、なんか説教みたいなセリフと感じてしまう。このあたりが、原作と映画の難しい所なんじゃないかな。
必ずしも、登場人物にそのまましゃべらせるのがよいとは思わない。どうすりゃいいのかはわからないけれど、理想なら言える。そのままセリフで自分の耳に入ってくるのではなく、映像や、もっと短い別のセリフの積み重ねで語られて、上記したセリフのような内容を、なんだか自分で気づいた感じになったとき、猛烈に感動してる気がする。
もしも、本作が、上記のセリフを丸ごと言うのではなく進み、それでいて、観終わったときに俺が、「ああ、俺は、死を怖がっていたんじゃなかったんだ。ひとつしかない命を生きることを怖がっていたんだな。生きるって、そうじゃないんだ。生き切って、引き継いでいくものなんだなあ・・・」 なんてことを、感じることができたら、それこそ最高の感動で映画館を出るだろう。そして、駿監督の映画は、それに近いことをやっているんじゃなかろうか?
本作は、現段階ではまだ、"読むべきもの" になっていて、"観るべきもの" にはたどりついていないように感じた。絵本になったけれど、アニメにはなっていないと言うか… 贅沢を言うな、という話なのだが、ジブリだと、そんなところまで期待しちゃうな、ということです。
ほんの少しの差だと思うが、吾郎監督にはまだまだ頑張ってほしい。こっちが考えたみたいに勘違いする映画を撮れるまで。
なお、終始一貫して、淡々と語る主人公は、感情移入できるキャラクターでは、ない。だが、今回の話が、影の話であって、本人というか光の部分は、霊魂のみとなって後から追いかけてきている、という設定である以上はしょうがないのだと思う。ただ、感情移入できるキャラクターがいないと、寂しいことは確かだった。
追伸
ジブリ映画の登場人物人たちは、みんなスプーンの持ち方が変。めっちゃグー握りするよね。
2020/7/13 追記
よく考えたら、宮崎駿監督も、「千と千尋の神隠し」で、子どもの自立の話を撮ってるな。
ゲド戦記
今年32本目。ゲド戦記
「一生に一度は、映画館でジブリを」
第2作目行ってきました!
多分、ジブリ史上最も酷評されてるのではないか、この作品。私は好きだけど!
もしかして、アレン最初から最後まで何もやってない?
この作品はなんと言うか、世界の闇を描いてる気がする。
死ぬことが怖いのじゃなくて生きる事を恐れてる。その通りだ。生は死に通じてる。
挿入歌も好き。歌声綺麗。
テルーの龍もめちゃくちゃかっこいい。
まぁ、辻褄合わない作品が合わない人には合わないだろうなって作品です。
※個人の価値観で書かれてます、ご了承ください。
希望が近づいてくる
ジブリ企画2本目はゲド戦記。
公開当時観に行ってその後2、3回観たくらい。ものすごく久々に通して観ました!
原作は未読です。
物語は均衡が崩れて正常ではなくなってしまった世界。
その原因を突き止める旅を続ける大賢人ハイタカと旅の途中で出会ったアレン。
アレンがとにかく暗いです。
体力もなくて城でも引きこもりだったのかな。そんなアレンの目の前には偉大な国王でもある父。いずれ王になるプレッシャーもあってか遂に心と体のバランスを崩し父親を刺して国を飛び出してしまう。
追ってくるもう一人の自分の影に怯えながら。それを光とも気づかずに。
自分の命と向き合えないアレン。
親からひどい仕打ちを受けながらも生かされた命を懸命に生きるテルー。
そしてクモ。永遠の命を得るために生死を分ける境目、パンドラの箱を開けようとする。不死にこだわる余り生きることの意味を見失っている。
「命は大切だ」
与えられた命をどう生きるのか。
登場人物が魅力的です。
特にウサギがいい!長いものに巻かれる。ヤバくなったら逃げる。泥臭くて人間らしい。声もハマってます!
なにかと不完全で謎も多い。突っ込みどころも満載の物語ですが、私は好きです😆
「希望が近づいてくる」
竜と朝焼けの大空を舞うアレンの顔になんだかほっとする。
そしてテルーの歌が本当に素晴らしい。
特別上映にして初観賞
初めて見た映画。レビュー^_を見ると、いろんな意見あるものの、ジブリの王道である若者成長物語として見るなら、よくできた映画だと思います。父を殺した理由や、いくつか府に落ちないとこはあるけど、自分の心の闇は誰もが持っており、それは原因論や単なる一つのことで決め付けられないし、決めつけるものでもない。見た後、この映画のポスター見て、見えないものこそ、たしかにそうかと思った次第。小説今度読んでみようと思う。
いい映画
とてもいい映画だと思います。
絵が嫌いという人もいますが、私は好きです。
登場人物の設定が薄いのも、その人の理解力だと思います。
あくまでも個人的意見ですが。
とても面白いです。
テルーの唄好きです。
いい映画だと思う
他のジブリ作品とは違うおもしろさがある作品だと思う。賛否両論がある映画だと思うがいいシーンもたくさんあり、いいセリフも多い。それに、テルーの唄はほんとに皆さんに聞いて欲しいぐらいいい歌。感動する場面もあり、人間について考えさせられる作品だと思う。
不可解な点多し
終始暗く、何回も見ていますが最初から最後まで見たことはなく、今回初めて見ました。
何回も見ているはずなのに印象に残るシーンは少なく、登場人物は魅力に欠けると思います。
街や古城や野原はきれいなのですが、そんなに感動的にうつらなかったのが残念。
でも、印象に残るセリフはありました。闇ばかり見ていて光を見ていない、など。もう一度ちゃんと聞いて考えたいです。
アレンの闇のもうひとりの自分は何で実体化しているのか、いつの間にテルーは心を開いているのか、テルーの正体など疑問点もありました。
また、アレンは国に帰ってどうなるのか分からないしすっきりしないストーリーでした。
ジブリ特有のあの雰囲気は 私は好きだし、 ジブリで育った私は、懐か...
ジブリ特有のあの雰囲気は
私は好きだし、
ジブリで育った私は、懐かしさに引き込まれる。
ただやはり、
疑問点が残るところもポツポツあり。
初めの方、
アレンが父親を殺さないといけない理由も、
「ときどき暴走してしまう。
そんな自分を止められなくてこわい」
というようなことで収められいて、
ん〜〜〜それでおさめていいのか!?
や、実際の犯罪で、そういう理由聞くけどさ、
物語においてもその犯行理由でいいのか?
とも思うけど、、、
それだけ主人公アレンが
生きることに虚無感を感じていたということなのだろうか.....
テルーから龍とか
魔女の死に方とか
結構トントントンという感じで
理由はあんまり気にしないほうが
いいのかな...笑
「死を受け入れないことは
生を受け入れないことと同じ」
これがテーマだったように思います。
暖炉前のスープ
おいしそうだった
父親に反対され、そのために親子の確執が生まれる
ジブリ内では宮崎駿氏だけが息子吾郎氏の監督起用に猛反対したといういわく付きの映画。親子揃って原作の「ゲド戦記」が大好きであるのに、駿氏よりも早く息子が計画を立ててしまったのだ。元は建築家であった吾郎氏であったが、父と同じくアニメの道を選んでしまうこともよくわかる。後継者が息子になるのだから、なぜ反対するのか疑問に感じる人もいるかもしれません。
映画を観終わると、もしかすると猛反対の理由が別のところにあるのではないかと感じてしまいました。中心人物である大賢人ゲド=ハイタカが宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』に出てくるユパにそっくりな設定だったからです。魔法使いと戦士という違いはあるものの、世界の異変や均衡が崩れた原因を探るべく旅をして、主人公を助けるという設定はパクリであることをばらされてしまうと恐れたからではないでしょうか。息子吾郎氏も「これはまずい」と思ったのか知りませんけど、同じくナウシカの登場人物クシャナ、クロトワに似た悪役を仕立てあげて観客を混乱させようと策を練ったのかもしれません。また、『もののけ姫』のジコ坊のそっくりさんも登場させてます。
さて、映画のストーリーですが、長編の原作のどの部分を使ったのかは、読んでいないのでさっぱりわかりません。ゲドを中心とした様々なエピソードの一つだとは思うのですが、現代人のために人生訓や社会風刺を盛り込んだためにテーマがぼやけてしまい、単純な勧善懲悪モノになってしまった感が否めません。「命をたいせつにしよう」というのがテーマなのか、「竜と人間がひとつになる」というのがテーマなのか、それとも「影に怯えるニートの成長物語」なのかさっぱりわかりません。原作はスターウォーズにも影響を与えたほど、強者がダークサイドに落ちることがテーマとなっているらしいのですが、この映画ではエディプスコンプレックスも描きたかったのでしょうか・・・
有名俳優を声優として起用するのは別にかまいませんけど、風吹ジュンだけはイマイチでした。絵としては建造物などの背景は良かったのですが、ストーリーとともに全体的には不満も残ります。そのマイナス分を手嶌葵の「テルーの唄」がカバーしてくれました・・・ね。
つまらない
つまらないことで定評のあるゲド戦記
わざわざつまらないものを見る必要も無いだろうと
今まで見ていませんでしたが
昨日、暇で暇でどうしようもなかったので
どれくらいつまらないだろうと
随分前に録画していたものを見てみました。
物語が始まる前に
「ドラゴンと人間が紡ぐファンタジーアニメ」
とかって説明が出てきて
「おお、ドラゴンクエストみたいなRPGの話か?面白そうじゃないか」
と期待したんですが
全くそういうことはなく
途中で眠くなり・・・寝ました
最後の場面も何だか説教臭くなんとも心に響かず
期待通りの駄作です。
ジブリは何回も同じものを見ても1度も寝たことは無いのですが
本作で初めて寝ました
歌だけは良かったですが
調べたところ、これはパクリだったようですね
全65件中、21~40件目を表示