劇場公開日 2006年7月29日

ゲド戦記のレビュー・感想・評価

全99件中、1~20件目を表示

3.5何も知らない状態で見たら

2021年5月5日
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鑑賞方法:TV地上波

怖い

知的

難しい

タイトルは聞いたことはありましたが、内容はよく知らなかったため、どんな内容かを確かめるために、金曜ロードショーの録画で見ました。

ジブリ作品にしてはテーマが重く、人身売買や麻薬などの社会問題が取り上げられ、「生きるとは何か」「永遠の命とは何か」という生と死のメッセージ性が強く響きました。

賛否になっているみたいですが、個人的には色々考えさせられた映画だなと感じました。

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Ken@

4.0不安はあって当たり前。消えないから折り合いをつけることが成熟。

2020年7月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

「不安はあって当たり前。消えない。消そうとするからおかしくなる。折り合いをつけていくこと。それが成熟するということ。生きるということ。」
by 養老孟司
NHKで観たこのフレーズが頭をよぎった。

特にハイタカの次の台詞。胸を衝いた。
「わしらが持っているものは、いずれ失わなければならないものばかりだ。苦しみの種であり、宝物であり、天からの慈悲でもある。わしらの命も。」

古くなる、老いるということに抗ってばかりで自分は真に人生を生きていたのだろうか?味わってきたのだろうか?最近よく自問する。そんな自分に、そしてコロナが蔓延するこの時期的にもピッタリの再上映演目だった。

また、草原を走る風が肌に触れたときの生暖かさ、耕す畑の土の匂い、異国の街のむんとした熱気など、外出自粛中ではあったが旅に出た気分にさせてくれた。画力に感謝したい。

酷評もあるようだが「子供ではないので分かりやすさは要らない」「原作は知らない」「細かい疑問にこだわらない」という私のような者からすれば傑作である。

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momokichi

4.5アレンが好みすぎてなんなら続き観たい

2025年3月27日
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鑑賞方法:TV地上波

ジブリで初めていいと思ったかも。話は、ここで終わるんだ〜。。って思ったし、声優がアレなのはいつもの事だよね!?小説なら続きあるのかな、探してみます。

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ちゅん

2.0世界観はいい

2025年3月27日
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鑑賞方法:TV地上波
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@R3X

3.0特に良くもなく悪くもなく

2025年3月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

2006年公開作品
2006年邦画興行収入1位
第30回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞(最優秀アニメーション作品賞は『時をかける少女)』
映画芸術日本映画ワーストテン1位
文春きいちご賞第1位
蛇いちご賞作品賞

粗筋
西海域の果てに住む竜が東海域にも現れ共食いを始めた
世界中に異変が起こる
エンラッド国の王子アレンは国王を殺害し国を出た
砂漠で狼に襲われそうになっていたところを旅の途中のハイタカという男に助けられた
アレンはハイタカと行動を共にし旅を始めた
ハイタカは旧友のテナーと出会いアレンと共にテナーの自宅にお邪魔してすることに
テナーは捨て子の少女テルーと二人暮らし
人見知りのテルーはめずらしくハイタカに心を開いたもののアレンにはすげない態度だった

原作はアメリカのSFファンタジー作家アーシュラ・K・ル=グウィンの小説
原案は監督の父親の宮崎駿
監督は『コクリコ坂から』『劇場版 アーヤと魔女』の宮崎吾朗
今回は脚本も
脚本は他に『海がきこえる』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『思い出のマーニー』『劇場版 アーヤと魔女』の丹羽圭子

興行収入とは裏腹に全体的な評価は頗る低い
僕はそれほど悪いとは感じなかった
良くもなく悪くもなくアニメ映画としてまあまあの出来
悪くもないのは原案がオヤジさんだからだろう
あと監督を支えるスタッフはジブリだし

ジブリと言えば宮崎駿である
あと高畑勲
それ以外だと『海がきこえる』の望月智充や『猫の恩返し』の森田宏幸など
おそらく宮崎吾朗が宮崎駿の息子じゃなければここまで叩かれることはなかっただろう
まあどうせ嫉妬だろう
親と同じ道を歩むのはありふれているし昔ならむしろ当たり前のことだ
僕は「親の七光」などと親と同じ仕事を選んだ若い人たちを詰る思想は微塵もない
親と比べられて嫌な思いをした経験がある人なら出来ないはずだが世の中の人は違うのか?

蛇苺だとか木苺だとか所詮ラズベリーのパクリだしなんの権威もない
こういう類は動機が不純だし民度からしてどうせ飽きたんだろう
ノリだけで継続できるものではない

今もなお続いているのは映画芸術のベスト&ワーストくらいだ
あそこのベストテンは宮城の映画館でいうとどちらかと言えばフォーラム仙台で上映されるような高尚な映画が多い気がした
ワーストテンの多くはイオンシネマで上映されるような比較的大衆的な映画が目立つ
気のせいかもしれないが気のせいじゃないとしたら何故だろうか

声当て専門を中心にキャスティングされているがそれもまた特に悪いとは感じなかった
なにを持って棒読みなのかよくわからない
いわゆる美少女アニメとかが好きなオタクからすれば棒読みに感じるのだろうが
棒読みというのは例えば『ドラゴンボール』?で人間の小悪党が猿芝居を打つときの台詞が本当の意味での棒読みだ

特に香川照之が良い味を出していた

強いてあげるなら菅原文太と田中裕子の声量の違い
そういうキャラなんだから仕方がない
菅原文太を基準にすると田中裕子の声が若干だが聞き取りづらい

声の配役
心の均衡を失い衝動的に国王である父を刺し殺し失踪し危ないところを助けられたハイタカと旅をするエンラッド国の王子のアレン(レバンネン)に岡田准一
テナーと共に作物や羊を育てて暮らしている顔に火傷の痕がある少女のテルー(テハヌー)に手嶌葵
頬に傷があるアースシーの大賢人でみだりに魔法を使わないハイタカ(ゲド)に菅原文太
ハイタカの本当の名前を知っているハイタカの昔なじみで親に捨てられたテルーを女手一つで育てているテナーに風吹ジュン
永遠の命を得るために禁断の生死両界を分かつ扉を開いた魔法使いのクモに田中裕子
人狩りを生業とするクモの手下で小物のくせに威張りちらすウサギに香川照之
エンラッドの賢王でアレンの父に小林薫
アレンの母である王妃に夏川結衣
都城ホート・タウンに住む元まじない師で今では模造品を売りつける商売をしている女主人に倍賞美津子
ハジア(麻薬の一種)売りに内藤剛志
エンラッド国王の側近の老魔法使いのルートに飯沼慧
テナーの近所に住む2人組のオバさんに梅沢昌代
テナーの近所に住む2人組のオバさんに神野三鈴
船に乗っていた風の司に加瀬康之
国王の家臣に阪脩
王宮の侍女に八十川真由野
ウサギの部下に西凛太朗
船員に宝亀克寿
船員に白鳥哲

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野川新栄

2.0壮大なのはBGMだけ

2025年3月17日
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鑑賞方法:TV地上波

寝られる

 ジブリ作品のサウンド・トラックが好きで、ずっと何年も前から かなり頻繁に聴いていました。
 今作のサウンド・トラックも お氣に入りのひとつです。

 数日前に放送された「金曜ロードショー」の録画を 字幕付きで視聴しましたが、最後まで観るのは初めてです。昔 観た時は途中で飽きて 寝落ちしていましたから。

 あらためて観ても 真面目過ぎて テンポも良くないです。
 せめてギャグ要素があれば へらべったい絵でも『クレヨンしんちゃん』のように面白くなったでしょう。
 景色も雑だし キャラクターデザインも魅力不足で、演出的に斬新さもゼロで 迫力もなく 何もかも 壮大なBGMに 追い付いていない印象です。
 声優も ほとんど一発撮りだったのかな と思うほど こだわりが感じられなくて 見どころを見付けるのが難しいです。技術不足なのか、或いは もしかしたら、こだわらない というスタンスを貫いたのかもしれません。
 タイトル『ゲド戦記』のロゴも テキトーに なぐり書きしたようなデザインで残念です。

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どん・Giovanni

5.0最高

2025年3月10日
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最高

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弐家嗩嗩那弐家弐

2.0中盤までは良作

2025年3月9日
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怖い

難しい

 巨匠:宮崎駿監督の息子:吾郎が初めて監督したアニメ映画。鷹の子は鷹か?偉大なスタジオでいきなりの抜擢は荷が重すぎるのでは?いろんな思い、情報が錯綜し、劇場で見た思い出があります。そして今回、久々に鑑賞する機会があって、改めて見直すことに。すると、

 思いのほか、今の世の中に通ずる発言が多いことに改めて気づきました

 舞台は古代~中世の趣を感じさせる世界。人と竜は一つだったが、ある時を境に分裂し交わりがなかったが、最近になって姿を見せるように。それは世界の均衡が崩れているのではと感じたハイタカ(大賢人ゲド)は諸国を旅してまわっている。その過程で心に闇を持つ少年:アレンと出会う、てな感じです。

 さて、今の世に通ずると思った箇所。それは序盤によく見られます。古代~中世にかけての趣ある世界観は、実は現代にも起こっているように思うのです。
 反映している街の裏で見られる人身売買、詐欺まがいの商売、麻薬・・・。人間が欲望によって同じ種族を貶める世界や、傷があるものに対する偏見、差別、しかし自分の利益になることだとそれを隠す強かさ。また、世界は常に均衡を取ろうとし、それを人間が崩しているとハイタカは感づいてる。

 今の我々の世界やん

 この街、この世界は、“現実に起きていることの縮図”ではないかと思えるシーンの連続。改めてなかなか強いメッセージ性のある作品であったと思うんです。

 しかし、問題は後半。物語が進むにつれて、ヒロインのテルーが名曲「テルーの唄」と披露するシーンまでは、かなり見ごたえがある。むしろピークはこの唄にあるんですが、逆に言えば、ここから展開が急に、雑になって言った感じが否めない。演出も淡白に感じ、なんかお決まり路線というか、すごく中身の薄い展開になったような気がしてしまうんですな。特にテルーが竜の化身なんて、どこにあった?

 監督、疲れたのかな?息切れかな?と思ってしまうような性急さと雑さが、本作最大のマイナスポイント。ここさえうまく出来ていれば、良作やったのに。なにかと勿体ないなぁと感じる作品でありました。

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asukari-y

2.5生と死、光と闇

2025年3月7日
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鑑賞方法:TV地上波

すげーいいタイトル!我ながらいいタイトルだな!
見たまんまやないか!えへ

何回かみた記憶あるけどストーリー覚えてないジブリ作品。
内容難しくない?そりゃ小さい頃みても覚えてないわけよ。最後のシーンこわくない?小さい時の私ちゃんと見れた?てか最後まで見てないでしょ。あきてたでしょ(笑)

ハゲタカだか、アシタカだか分からないし、ほぼヤックルだし、何がなんだか┐(´-д-`)┌

言葉の名言?メッセージ性?強くない??
ジブリ作品強いの多いよね

何年もして内容忘れて、また見るのかなあ
その時は内容覚えていたいな

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ニア・ロベッカ・クロニクル

2.5そんなに

2025年3月7日
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鑑賞方法:TV地上波

公開当時、ものすごいボロクソに言われてた記憶があるけど…
久しぶりに見たら、そこまでひどくないよね。
ただラストで悪い親玉が雑というか、目が真っ黒なのは子供が正視できないからもうちょいジブリっぽい感じのダークサイドにして欲しかった。

「CMでゲド戦記やるって言ってた~!」って子供が楽しみにしてたから録画したけど…最後まで見れるかな。

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ミズ、ハル

5.0ジブリの中でも割と好きです

2025年2月8日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

知的

幸せ

この作品を初めて見た時は小学生でしたが、大人になってから見返して大好きになりました。

原作も読了しており、かつ映画版も好きなので人によって受け取り方が異なる作品なんだろうなとも思います。

良いと思った点
・世界観→これは言わずもがなですが、さすがジブリだなという感じ。原作を読んだ身としては本の中の世界が可視化されてとても嬉しかった。
・キャラデザイン→こちらも前述した通り。
・音楽→手嶌葵さんの美しい歌声、さらに挿入曲やエンディングテーマも私は大好き。
・テーマ→子供向けではないと思うが、生と死、光と影を描きそのどちらも必要なものだというメッセージが好き。

微妙だと思った点
・ストーリー→原作とは違う設定が多く、さらに映画だけ見る客層を意識していると思えないほど説明が少ない。個人的には原作の1.2巻を補足する必要があると感じる。

私的にはジブリの中でも好きな作品です。

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まこと

2.0見た。

2023年12月31日
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とにかくボソボソとおもろなかった記憶がある。

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プライア

0.5評判通りだった

2023年10月30日
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鑑賞方法:映画館

散々な評価だったことだけは知っている状態で観賞。
確かに、これはちょっと、、、
・鑑賞者を置き去りにしていくストーリー展開。伏線の回収ってあった?的な。
・朗読会状態の台詞回し。特に主人公の声優さん、一瞬で年齢を行ったり来たりで安定感なし。一人で何役もできているがその必要性は全く無いどころか有害。
・とにかく、「リズム」が悪い。テンポがぐちゃぐちゃで観ていて気持ち悪くなった。
・タイトルってこれであってますの?
原作の問題か映画の構成の問題かは分かりません。
ともかく、これをジブリのブランドで世に出したことには大変な勇気を感じます。

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zem_movie_review

4.0そこまで評価悪いとは思えない

2023年9月13日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

興奮

難しい

正直評価があまり良くないイメージなので見るのを避けてましたが、以前テレビでやっていたこと、岡田准一さんが出演している映画にハマっていたのもあって観賞しました。

確かに分からないことも多く、何回も見たり原作を読まないと分からないのかもしれません。
しかし、私にとってどのジブリ映画も1回見ただけでは理解できない、だけど面白いと思って何回も見ていたのでそれと同じだなと感じました。
この映画も分からないからこその面白さが詰まった映画だなと思います。
景色の美しさ、普段のジブリでは見なかった(ような気がする)キャラの表情や動きはとても良いなと思いました。
歌の方は透き通った歌声で世界観とマッチしていて何回も聞いて映画を思い出しています。
私的には声優さん方も思ったより棒読みでは無かったです。岡田さんは声優も上手いのだなと感じました。

好き嫌いが別れるのかなとも思いますが、結構この世界観が好きなのでまた見てみようと思います。

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キオ

2.5残念

2023年7月30日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

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こまめぞう

2.0テルーの棒読み

2023年6月17日
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難しい

世界観、ビジュアル、音楽、共に素晴らしい作品である事は間違いないが、やはり後半にかけてのストーリーの失速がこの作品を駄目にしてますね。護衛弱過ぎ。クモ魔法使えなさ過ぎ。声優についても、ハイタカ、アレン、テルー、テナー主要4人が全てを台無しにしてる。その他声優は素晴らしく、あの香川ですら良くやっている。手嶌葵の発掘と歌の素晴らしさ、それのみが吾郎の功績である

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dj xyz

3.5神秘的な作画に洗練された表現の詩

2022年8月15日
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シネマスター

2.0アースシーの物語

2022年6月13日
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悲しい

知的

寝られる

原作はアーシュラ・K・ル=グィンの、世界中で愛されている多島海アースシーシリーズ。
その3巻と4巻が主な下敷きとなっています。

呪い(のろい)や呪い(まじない)といった生々しい魔法が、大きな存在感を放つ世界。
優れたSF作家であり、社会学者の両親のもとに生まれて言語学にも精通したル=グィンの描く「物語に都合のよくない世界」を、ゲド(ハイタカ)やカラスノエンドウ、ドラゴンフライ、そして一推しでもあるカワウソといった生命感あふれるキャラクターたちが魔法と向き合いながら必死でもがき、生きています。
この説得力ある世界観、当映画作品に断片的に取り込まれた細部に興味を抱かれた方は、是非とも原作小説に手を伸ばしてください。
最初の一冊、影との戦いは、おとぎ話の枠を超えた大人の寓話としても楽しめる、ゲドの物語です。

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かせさん

5.0だから

2022年6月13日
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オヤジと比べんなってっ!

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ミスター

3.0夢か現か

2022年3月30日
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全体としては悪くないけど、細かいところを気にし始めると腑に落ちなくて困ってしまう、そんな映画。「オズの魔法使い」のように、割り切って観ないときついな。
主人公も、悪役の魔法使いも、説明が不足していて、見る者が自分で解釈して納得しなければならない、そんな疲れる映画ありか? どうも好きになれないタイプの作品でした。

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Bluetom2020