レイヤー・ケーキのレビュー・感想・評価
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ダニエル・クレイグが若い
イギリスの映画は画面が暗い
服や小物、外壁とか、全体的に色がシック
でもそれが観ていて落ち着くというかなんというか
映画って構図とか背景とか考えて撮影してるんだなーと
改めて思った
ガラステーブルの下から煽るように二人の会話シーンを撮ったり
悪い人の思惑に巻き込まれて、ヤクの取引から手を引けなくなった主人公。
盗まれたセルビア人からも狙われ
ボス的な男からも実は狙われ、
だけどスティングみたいにセルビア人をだましてヤクを取り上げ、、
まぁ面白かったぞ
足を洗うのはむずかしい
仕事の依頼は大物エディ・テンプル(マイケル・ガンボン)の娘チャーリーを捜すこと。しかし彼女は白い粉に夢中になっているというのだ。
冒頭からダニエル・クレイグの語り。淡々と麻薬ビジネスのことを語り、21世紀型ブリティッシュノワールが進む。
なんだか面白くない・・・と思っていたら最後にはいきなり!!暗黒街から抜け出すってのは難しいってことですね。やくざと一緒だ。
英国マフィア
プロットは麻薬組織の内部抗争、というより狡猾な親分にまんまと嵌められる忠義な子分の反逆という所か。監督はプロットというより主人公や仲間のキャラを人間臭くねっとり描きたかったのだろう、一風変わったギャング映画です。ダニエル・クレイグもボンド役の前なのでアクション控えめでタフでもなく今から見ると違和感となって邪魔をするのは致し方ない。
麻薬は儲かるからいずれ合法化されるとか取引は慎重で欲をかきすぎない、蓄財にも気を配り表のまっとうな稼業で偽装するとかビジネスマン気取りの主人公。
しこたま貯め込んだのだろうか、やばい稼業のストレスからか足を洗いたがっている設定で多少は堅気の観客にも感情移入しやすく考慮したのでしょう。
ゴットファーザーのようなドラマ性やバイオレンスを売りにするギャング映画は数多あるので毛色の変わった英国マフィアを描きたかったのだろう。
誘拐捜査や素人やくざとの取引など親分の無理難題に振り回される前半と事情が読めてからの波乱の展開、最後はよくある女絡みで足をすくわれる、バックにかかる「悲しき願い(Don't let me be misunderstood)」が見事に嵌りました。
落とし前をつけた後も精神安定剤に頼る気弱ぶり、そもそも裏稼業には不向きな男が足を洗おうとするのだがチンピラを甘く見たつけを負うはめに・・・、ねっちりしたギャング映画だと焦らされたがそういうことだったのねと納得。
よかった
ドラッグでスマートに稼いできれいに引退してみたいと、こういう映画を見ていて思うのだけど常に簡単にはことは運ばない。主人公がマネーロンダリングの会社にお金を全部預けていて、人が良すぎるだろと思った。凄腕のスナイパーが逆に狙撃されてびっくりした。結局探していた娘はどうなっていたのか、途中で寝て、また続きを見ていたら分からなくなった。
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