「『悲しき願い』が沁みる…」レイヤー・ケーキ Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
『悲しき願い』が沁みる…
2004(日本は2006)年公開、イギリス映画。
監督:マシュー・ヴォーン
原作と脚本:J・J・コノリー
名前のない主人公(XXXX)にダニエル・クレイグ。
その他大勢。
彼女タミーには、当時22歳のチャーミングなシエナ・ミラー。
まず、映画の空気感がダニエル・クレイグの持つニヒルな雰囲気にマッチしている。
麻薬の売人なのだが、チンピラ風ではなくビジネスマンだ。
11か条の哲学をもち、それに忠実に生きようとしているが、洋の東西を問わず、ヤクザの世界はそんな生き方を許してはくれない。
ヤクザは所詮、ヤクザだ。
仁義もへったくれもない。
ラストシーン、
アニマルズ往年の大ヒット『悲しき願い』、
ジョー・コッカーの名カバーが耳に残る。
最後までカッコいいので、☆5.0
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talismanさんのコメント
2024年10月18日
日本でもカバーされていたんですね!耳にとても馴染んでいる理由もわかり、すっきりしました。あのシーンでこの音楽使うセンス、すごいなあと思いました、さすが後にキングスマン作る監督ですね。本当にありがとうございました
talismanさんのコメント
2024年10月17日
最後の曲、「悲しき願い」Don't let me be misunderstoodっていう歌なんですねー!Haihaiさんがレビューに書いてくださったので分かりました!ありがとうございます!